D8885

ジエタノールアミン

reagent grade, ≥98.0%

• 別名: 2,2′-イミノジエタノール, ビス(2-ヒドロキシエチル)アミン
• 化学式: HN(CH₂CH₂OH)₂
• CAS番号: 111-42-2
• 分子量: 105.14
• Beilstein: 605315
• EC Number: 203-868-0
• MDL番号: MFCD00002843
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 24894233
• NACRES: NA.21
• フォーム: solid or viscous liquid
• アッセイ: ≥98.0%

特性

• グレード: reagent grade
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 3.6 (vs air)
• 蒸気圧: <0.98 atm ( 100 °C)
• アッセイ: ≥98.0%
• フォーム: solid or viscous liquid
• 自己発火温度: 689 °F
• expl. lim.: 10.6 %
• 色: clear
• 屈折率: n20/D 1.477 (lit.)
• pKa (25 °C): 8.88
• bp: 217 °C/150 mmHg (lit.)
• mp: 28 °C (lit.)
• 密度: 1.097 g/mL at 25 °C (lit.)
• 官能基: amine; hydroxyl
• SMILES記法: OCCNCCO
• InChI: 1S/C4H11NO2/c6-3-1-5-2-4-7/h5-7H,1-4H2
• InChI Key: ZBCBWPMODOFKDW-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ジエタノールアミン (DEA) は、一般的には石けんと界面活性剤の調製、農薬、および織物加工に使用されるアミノアルコールです。[1]CO₂を取り込むための吸収剤として使用されます。[2]毒性と発がん性について研究されています。[1]

アプリケーション

ジエタノールアミンは、以下の用途に使用されています:

• 酸化亜鉛 (ZnO) を合成する溶剤および安定剤として: 色素増感太陽電池 (DSSC) の光アノードとして用いられている、インジウム (In) 薄膜フィルム。[3]
• ジエタノールアミン基質緩衝液の調製。星状膠細胞培養物から抽出した細胞溶解物をインキュベートするための[4]
• MgCl₂を加えた緩衝液 (pH10) の調製。[5]

以下のプロセスにも使用できます:

• 脱水素によるイミノ二酢酸二ナトリウムの調製。[6]
• トリアジンを基材とするデンドリマ合成の溶剤および反応物として。[7]
• 環境に優しいヘック反応に使用する、ジエタノールアミンのイオン性液体の調製。[8]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS05,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H315,H318,H361fd,H373
• 注意書き: P202 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Dam. 1 - Repr. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT RE 2 Oral
• ターゲットの組織: Kidney,Liver,Blood
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 280.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): 138 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter