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Merck

900555

Sigma-Aldrich

(N-イソシアノイミノ)トリフェニルホスホラン

95%

別名:

Pinc

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5 G
¥63,790

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出荷予定日2025年4月13日


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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C19H15N2P
CAS番号:
分子量:
302.31
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352209
NACRES:
NA.22

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品質水準

アッセイ

95%

フォーム

solid

アプリケーション

peptide synthesis

SMILES記法

[P](=N[N+]#[C-])(c3ccccc3)(c2ccccc2)c1ccccc1

InChI

1S/C19H15N2P/c1-20-21-22(17-11-5-2-6-12-17,18-13-7-3-8-14-18)19-15-9-4-10-16-19/h2-16H

InChI Key

NIDTXBFHPXMXTR-UHFFFAOYSA-N

詳細

(N-Isocyanoimino)triphenylphosphorane(Pinc)は、ベンチ安定性が高い固体の試薬で、有機合成において広く使用されています。特徴的な性質を持つ両性化合物であり、その特性のため、ヘテロ環合成やペプチドの大環状化などさまざまな用途のために使用できる汎用性の高いツールとなっています。Pincは、結晶化ならびに立体構造制御の要素をペプチド大環状分子への組入れを促進し、高い膜透過性、親油性、水溶解性など目的の薬剤特性につながります。[1]oxadiazoleを形成できるということは、新しい変換の開発にとってチャンスです。

アプリケーション

Andrei Yudinのラボにより報告されたように、Pincは、直鎖ペプチドおよびアルデヒドからのペプチドマクロサイクルの双性イオンコントロール下の産生を可能にします。ウギ反応の主な混成無水物の特性を妨害することで、二置換1,3,4-oxadiazolesの形成を可能にします。[2]さらに、oxadiazole含む得られたペプチド大環状化合物では、細胞透過性や強固な高次構造などの薬剤特性の改善が見られます。[3]

特徴および利点

  • ベンチ安定性の高い固体です。Pincは、操作と保管が簡単な安定した試薬です。
  • 高次構造変換要素の結晶化と環状化を促進します:Pincにより、目的の高次構想を用いてペプチド大環状物質の形成が可能になり、薬物特性の向上につながります。
  • 両性:Pinc′の両性的性質により、新たなマルチコンポーネント反応の設計が可能になり、その合成能力が拡大されます
  • 望ましい薬剤特性:得られるペプチド大環状化合物では、膜透過性、脂溶性、水溶性が向上しており、創薬に望ましいものとなっています。
  • 万能な変換:oxadiazolesを形成できるPincの能力により、新しい合成変換の開発の機会が得られます。′

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

900555-VAR:
900555-500MG:
900555-BULK:
900555-5G:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

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N-Isocyanoiminotriphenylphosphorane: Synthesis, Coordination Chemistry, and Reactions at the Metal
Weinberger B, Fehlhammer WP.
Angewandte Chemie (International Edition in English), 19(6), 480-481 (1980)
Cyclic peptides with heterocycles are cell membrane-permeable : Oxadiazole-containing peptidomimetic macrocycles have potential as drugs
Stu Borman
Chemical and Engineering News, 94(43) (2016)
Oxadiazole grafts in peptide macrocycles
Frost JR, Scully CCG, Yudin AK.
Nature Chemistry, 8(12), 1105-1111 (2016)
Novel One-Pot, Four-Component Condensation Reaction: An Efficient Approach for the Synthesis of 2,5-Disubstituted 1,3,4-Oxadiazole Derivatives by a Ugi-4CR/aza-Wittig Sequence
Ramazani A, Rezaei A.
Organic Letters, 12(12), 2852-2855 (2010)

資料

Isocyanides are widely used reagents in organic synthesis, with applications ranging from materials science to drug discovery.

イソシアニド類は有機合成で広く用いられている試薬で、材料科学から創薬まで幅広いアプリケーションに及んでいます。

関連コンテンツ

The Yudin laboratory is known for the development of amphoteric molecules and their application in synthesis. The corresponding reagents possess nucleophilic and electrophilic functional groups that do not prematurely react with each other.

質問

レビュー

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