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4,4′-ジピリジル

98%

• 別名: 4,4′-ビピリジル, 4,4′-ビピリジン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₈N₂
• CAS番号: 553-26-4
• 分子量: 156.18
• Beilstein: 113176
• EC Number: 209-036-3
• MDL番号: MFCD00006416
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24857197
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 98%
• フォーム: powder
• bp: 305 °C (lit.)
• mp: 109-112 °C (lit.)
• SMILES記法: c1cc(ccn1)-c2ccncc2
• InChI: 1S/C10H8N2/c1-5-11-6-2-9(1)10-3-7-12-8-4-10/h1-8H
• InChI Key: MWVTWFVJZLCBMC-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

4,4 ′-ジピリジル（BPY）は、配位高分子の調製に主に使用される有機リンカーです。本化合物は、ピリジル基が炭素-炭素構造を軸に回転するピリジン誘導体です。本化合物は、光電気化学還元の触媒として使用することができます。[1][2][3]

4,4′-bpyは、新規用途の配位高分子形成において金属中心を架橋するために多く使用されます。[4]4,4′-bpyリガンドは磁気秩序の安定化により常磁性金属イオン間の電子作用を媒介することができます。[5]

アプリケーション

4,4′-ジピリジル（4,4′-ビピリジン、4,4′-bpy）とCo(NCS)₂ 溶液をよく混合することにより、単結晶Co(NCS)₂(4,4′-bipy)₂·2(CH₃CH₂)₂O及びCo(NCS)₂(4,4′-bipy)₂·2(CH₃CH₂)₂Oが生成されました。[6]

BPYは、遷移金属間にネットワークを形成する配位子であり、その結果、配位結合が形成されます。[7]ハイブリッドナノシートは、配位高分子およびBPYを集合体のリンカーとして使用することにより調製することができます。[1]本化合物は、薬の開発に使用することができる2つの活性部位で構成されています。[8]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301
• 注意書き: P301 + P310 + P330
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges