206075

テトラクロロ白金(II)酸カリウム

98%

• 別名: カリウム白金(II)クロリド
• 化学式: K₂PtCl₄
• CAS番号: 10025-99-7
• 分子量: 415.09
• EC Number: 233-050-9
• MDL番号: MFCD00011378
• UNSPSCコード: 12352302
• PubChem Substance ID: 24852374
• NACRES: NA.23

特性

• アッセイ: 98%
• 形状: solid
• 密度: 3.38 g/mL at 25 °C (lit.)
• SMILES記法: [K+].[K+].Cl[Pt--](Cl)(Cl)Cl
• InChI: 1S/4ClH.2K.Pt/h4*1H;;;/q;;;;2*+1;+2/p-4
• InChI Key: RVRDLMCWUILSAH-UHFFFAOYSA-J

詳細

詳細

テトラクロロ白金（II）酸カリウムはルビー色の結晶性固体であり、ヘキサクロロ白金（IV）酸カリウムと塩化第一銅を反応させることで得られます。主に、さまざまな化学反応で試薬や無機触媒として使用されます。その用途としては、他の白金化合物の合成、有機変換、金属の電気メッキなどがあります。抗腫瘍剤候補でもあります。

アプリケーション

テトラクロロ白金（II）酸カリウムは以下の用途に使用できます：

• 水素-空気燃料電池用のCO耐性触媒を合成するための前駆体。
• メタンの選択的酸化のための活性があり安定した触媒。
• エレクトロルミネッセンスデバイス用の高性能Ptベースの燐光材料を合成するための出発材料として 使用できます。

特徴および利点

ビス(ジチオレート)と反応して金属-ビス(ジチオレート)を形成し、レーザーQスイッチ材料、液晶、光学CD記録媒体、バーコード材料、および超伝導に応用されます。キャッピングポリマーと反応し、触媒および光触媒用形状制御コロイドプラチナナノ粒子を形成します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H315,H317,H318,H334
• 注意書き: P280 - P301 + P310 + P330 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 + P310
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Eye Dam. 1 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges