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Merck

P0294

Sigma-Aldrich

ピルビン酸キナーゼ/乳酸デヒドロゲナーゼ ウサギ筋肉由来

For the Determination of ADP, buffered aqueous glycerol solution

別名:

PK/LDH酵素 ウサギ筋肉由来

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About This Item

UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

形状

buffered aqueous glycerol solution

分子量

59 kDa

濃度

600-1,000 units/mL pyruvate kinase
900-1400 units/mL lactic dehydrogenase

保管温度

−20°C

詳細

ウサギ筋肉由来のピルビン酸キナーゼは、解糖系においてホスホエノールピルビン酸からピルビン酸への変換を触媒する金属酵素です。分子量は59 kDaです。本化合物は四量体として存在し、基質と結合する活性部位の構造的変化をもたらします。乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)は、嫌気的解糖における乳酸からピルビン酸への変換を触媒します。本化合物は四量体として存在し、2つのサブユニット(H及びM)で構成されています。真核生物のLDHは、その触媒機能に応じて活性部位ループが開閉します。

アプリケーション

ウサギ筋肉由来ピルビン酸キナーゼ/乳酸デヒドロゲナーゼは以下の用途に使用されています:
  • 活動性を有する微小管標本におけるATP産生
  • 骨格筋重メロミオシン(HMM)のenzyme linked ATPase assay
  • 間葉系幹細胞(MSC)乳酸デヒドロゲナーゼ定量のための標準対照

生物化学的/生理学的作用

ADP定量におけるPK/LDHの使用のためのADP定量法プロトコル 本プロトコルでは、濃度不明のADPを含有する溶液を試薬Dと置き換えることができます。ADP溶液をさらに希釈しなければならない場合があります。
また、ピルビン酸キナーゼはチアミン二リン酸(TDP)のチアミン三リン酸(TTP)へのリン酸化を触媒します。TTPは、抗ウイルス療法及び抗癌療法に適用されることがあります。
ウサギ筋肉由来の乳酸デヒドロゲナーゼは、アスコルビン酸塩により阻害されることがあります。アルドラーゼ及びアクチンはこの阻害作用をブロックすることが示されました。
ピルビン酸キナーゼは、活性化のためにそれぞれMg2+及びK+などの二価及び一価のカチオンを要します。

単位の定義

ピルビン酸キナーゼ活性:1 unitは、pH 7.6、37°C、1分間に、1.0 μmolのホスホ(エノール)ピルビン酸をピルビン酸に変換する酵素量です。
乳酸デヒドロゲナーゼ活性:1 unitは、pH 7.5、37°C、1分間に、1.0 μmolのピルビン酸を還元してL-乳酸を生成する酵素量です。

物理的形状

10 mM HEPES(pH 7.0), 100 mM KCl, 0.1 mM EDTAを含有する50%グリセロ-ルに溶解された溶液

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P0294-1.7ML:
P0294-5ML:
P0294-BULK:
P0294-5X5ML:
P0294-VAR:


試験成績書(COA)

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