N7505

β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド 2′-リン酸, 還元型 四ナトリウム塩 水和物

≥97% (HPLC)

• 別名: β-NADPH, 2′-NADPH 水和物, NADPH Na₄, TPNH₂ Na₄, コエンザイム II(還元型) 四ナトリウム塩, ジヒドロニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスファート 四ナトリウム塩, トリホスホピリジンヌクレオチド, 還元型 四ナトリウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₆N₇Na₄O₁₇P₃ · xH₂O
• CAS番号: 2646-71-1
• 分子量: 833.35 (anhydrous basis)
• EC Number: 220-163-3
• MDL番号: MFCD00036263
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24278049
• NACRES: NA.51

特性

• 由来生物: chicken
• アッセイ: ≥97% (HPLC); ≥97% (spectrophotometric assay)
• フォーム: powder
• 溶解性: 10 mM NaOH: soluble 50 mg/mL, clear
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na+].[Na+].[Na+].[Na+].NC(=O)C1=CN(C=CC1)[C@H]2O[C@@H](COP([O-])(=O)OP([O-])(=O)OC[C@H]3O[C@H]([C@H](OP([O-])([O-])=O)[C@@H]3O)n4cnc5c(N)ncnc45)[C@H](O)[C@@H]2O
• InChI: 1S/C21H30N7O17P3.4Na/c22-17-12-19(25-7-24-17)28(8-26-12)21-16(44-46(33,34)35)14(30)11(43-21)6-41-48(38,39)45-47(36,37)40-5-10-13(29)15(31)20(42-10)27-3-1-2-9(4-27)18(23)32;;;;/h1,3-4,7-8,10-11,13-16,20-21,29-31H,2,5-6H2,(H2,23,32)(H,36,37)(H,38,39)(H2,22,24,25)(H2,33,34,35);;;;/q;4*+1/p-4/t10-,11+,13-,14+,15-,16+,20-,21+;;;;/m0..../s1
• InChI Key: WYWWVJHQDVCHKF-MPUNMZHWSA-J

詳細

生物化学的／生理学的作用

ββ-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド2′-ホスフェート（NADP+）およびβ-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド2′-ホスフェート還元型（NADPH）は、さまざまな酵素触媒酸化還元反応に関与する補酵素酸化還元対（NADP+:NADPH）を構成しています。NADP+/NADPH酸化還元対は、脂質およびコレステロール生合成ならびに脂肪アシル鎖延長などの同化反応における電子移動を促進します。[1] NADP+/NADPH酸化還元対は、さまざまな抗酸化メカニズムで使用され、そこでは活性酸素種の蓄積を防いでいます。NADPHは、in vivoでペントースリン酸経路（PPP）により生成されます。[2]

NADPHは酸化窒素合成酵素を含む多くの酸化還元酵素に対する電子供与体であり、補因子です。

調製ノート

化学的に還元

その他情報

容量は、固体重量に基づいています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)