M2319

メフロキン 塩酸塩

≥98% (HPLC), powder

• 別名: (AS)-rel-a-(2R)-2-ピペリジニル-2,8-ビス(トリフルオロメチル)-4-キノリンメタノール一塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₁₇ClF₆N₂O
• CAS番号: 51773-92-3
• 分子量: 414.77
• EC Number: 257-412-0
• MDL番号: MFCD00797519
• UNSPSCコード: 12352202
• PubChem Substance ID: 24724536
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 保管条件: desiccated
• 色: white
• 溶解性: DMSO: soluble 38 mg/mL; H₂O: insoluble
• SMILES記法: Cl[H].[H][C@@]1(CCCCN1)[C@@H](O)c2cc(nc3c(cccc23)C(F)(F)F)C(F)(F)F
• InChI: 1S/C17H16F6N2O.ClH/c18-16(19,20)11-5-3-4-9-10(15(26)12-6-1-2-7-24-12)8-13(17(21,22)23)25-14(9)11;/h3-5,8,12,15,24,26H,1-2,6-7H2;1H/t12-,15+;/m1./s1
• InChI Key: WESWYMRNZNDGBX-YLCXCWDSSA-N

詳細

アプリケーション

メフロキン塩酸塩は次の用途に用いられています：

• アポトーシスに関与する細胞シグナル伝達経路を評価するための、さまざまな用量での内耳有毛培養系の処理[1]
• in vitro抗住血吸虫作用のスクリーニング[2]
• 膠芽腫細胞の細胞毒性アッセイ[3]

生物化学的／生理学的作用

ギャップ結合チャネルCx36およびCx50のブロッカ-です。

メフロキンは、抗マラリア薬として広く利用されています。[1]マラリア原虫Plasmodium80Sリボソームを阻害する働きがあります。[4]不安、浮動性めまい、振戦、頭痛および難聴などのさまざまな副作用があります。メフロキンは、アポトーシスにより内耳および前庭有毛細胞に障害を引き起こします。また、ラセン神経節細胞にも障害を引き起こし、皮質ニューロンを変性させ、神経細胞におけるカルシウムのホメオスタシスを壊します。[1]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves