I2765

イボテン酸

~95% (TLC), solid, neurotoxin

• 別名: α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-イソキサゾール酢酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₅H₆N₂O₄
• CAS番号: 2552-55-8
• 分子量: 158.11
• MDL番号: MFCD00069294
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24277994
• NACRES: NA.32

特性

• product name: イボテン酸, ~95%, solid
• アッセイ: ~95%
• 形状: solid
• 色: white
• 溶解性: H₂O: 1 mg/mL, clear, colorless (with sonication); 0.1 M NaOH: 10.7 mg/mL; 0.1 M HCl: 4.7 mg/mL
• SMILES記法: NC(C(O)=O)C1=CC(=O)NO1
• InChI: 1S/C5H6N2O4/c6-4(5(9)10)2-1-3(8)7-11-2/h1,4H,6H2,(H,7,8)(H,9,10)
• InChI Key: IRJCBFDCFXCWGO-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: rat ... Grm1(24414) , Grm2(24415)

詳細

アプリケーション

イボテン酸は、ラットで神経毒として使用されています。サル皮質M1ニューロンの原発性永久病巣を誘発するためにも使用されています。

イボテン酸は、成熟雄キンカチョウ（Taeniopygia guttata）における、強化誘導性の変声の逆転の研究のための、外科手術に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

NMDAグルタミン酸受容体に親和性を有する非選択的なアゴニストです。神経毒素で、神経興奮性アミノ酸です。 当初はテングタケAmanita の種から分離されました。.

イボテン酸は、グルタメートのアナログです。細胞体の興奮に関与し、視床網様核（NRT）を破壊します。カルシウム流入を増大させるため、神経傷害につながります。イボテン酸は興奮毒性を有するため、神経変性の誘発に使用されます。

注意

吸湿性です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301
• 注意書き: P301 + P310 + P330
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges