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Merck

G1767

Sigma-Aldrich

イガイ属ムール貝由来グリコーゲン Mytilus edulis(ムラサキイガイ)由来

for DNA precipitations

別名:

DNA and RNA precipitation

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About This Item

CAS番号:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.52

グレード

for molecular biology

品質水準

フォーム

liquid

包装

vial of 1 mL

濃度

19-22 mg/mL

保管温度

−20°C

InChI

1S/C24H42O21/c25-1-5-9(28)11(30)16(35)22(41-5)39-4-8-20(45-23-17(36)12(31)10(29)6(2-26)42-23)14(33)18(37)24(43-8)44-19-7(3-27)40-21(38)15(34)13(19)32/h5-38H,1-4H2/t5-,6-,7-,8-,9-,10-,11+,12+,13-,14-,15-,16-,17-,18-,19-,20-,21+,22+,23-,24-/m1/s1

InChI Key

BYSGBSNPRWKUQH-UJDJLXLFSA-N

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詳細

グリコーゲンは、動物細胞がエネルギーの貯蔵および放出用に合成するグルコースの分枝ポリマーです。主に、α1→6グリコシド結合でできた分岐とともに、α1→4グリコシド結合から成り立っています。
グリコーゲンはグルコースの分岐重合体であり、単離と精製の過程で核酸と共沈殿します。

アプリケーション

Mytilus 属(ムラサキイガイ)由来のグリコーゲンは、次の用途に使用されています。


  • 肝細胞および酵母細胞からの RNA の単離において共沈殿物として
  • 肝臓のグリコーゲン含量を定量する際に、検量線作成の標準物質として
  • tRNA または超音波処理 DNA に代わる DNA と RNA のキャリア分子として
  • 酢酸アンモニウムおよびエタノールまたはイソプロパノールの存在下で DNA を沈殿させるため
  • 8 塩基対程度の短い tRNA、酵母 RNA、超音波処理 DNA およびオリゴヌクレオチドを回収するため

生物化学的/生理学的作用

Mytilus 属中のグリコーゲン濃度は、季節的変化を示します。グリコーゲンはイガイの重要な貯蔵エネルギーであり、配偶子形成中に使用されます。グリコーゲン濃度は、生殖能およびイガイ幼生の発達の指標です。グリコーゲンは、核酸の分離および精製において、核酸の共沈殿を助けます。

特徴および利点

  • 製品は全量 1 mL で提供されます。
  • 希釈液中の少量の DNA や RNA でも沈殿します
  • 光学密度(OD)260/280 における測定を妨害しません

原理

グリコーゲンは、核酸を捕捉する不活性キャリアです。DNA/RNAと共沈殿し、エタノール溶液に不溶性です。 製造工程から見て、核酸がグリコーゲンに混入するリスクは低いと言えます。 この製品は、DNアーゼ、RNアーゼ、NICKアーゼについて試験されていますが、核酸に関する試験は行われません。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

G1767-1VL-PW:
G1767-VAR:
G1767-1VL:
G1767-PH:
G1767-BULK:
G1767PROC:


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