P4557

フェノール 溶液

Equilibrated with 10 mM Tris HCl, pH 8.0, 1 mM EDTA, BioReagent, for molecular biology

• 別名: Tris-equilabrated Phenol
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₆O
• CAS番号: 108-95-2
• 分子量: 94.11
• Beilstein: 6428463
• EC Number: 203-632-7
• MDL番号: MFCD00002143
• UNSPSCコード: 12352104
• PubChem Substance ID: 57654529
• NACRES: NA.52

特性

• グレード: for molecular biology
• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥99.0% (GC)
• 形状: liquid
• pH: 7.7-8.1 (25 °C)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Oc1ccccc1
• InChI: 1S/C6H6O/c7-6-4-2-1-3-5-6/h1-5,7H
• InChI Key: ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... GABRA1(2554)

詳細

詳細

トリス平衡化フェノール溶液は、トリスバッファー層で覆われた透明な液体です。 フェノール溶液には分子生物学において広範囲の用途があります。フェノールなどの有機化合物は、ヒドロキシル基が直接結合した芳香族炭素環を有します。モノヒドロキシベンゼンの共通名称がフェノールです。

アプリケーション

フェノール溶液は、次の用途で使用されています：

• ウサギ網状赤血球溶血液におけるin vitro翻訳のためのRNaseフリープラスミドを調製するための消化反応ミックスの成分として
• シロイヌナズナロゼット葉からDNAを抽出するため
• フェノール-クロロホルム抽出の標準プロトコルによるプリザベーションペーパー上の血液からのDNA抽出
• 果肉からRNAを抽出するための抽出バッファーの成分として
• 根からタンパク質を抽出するため
• 糞便DNAの単離のため
• ケージドRNAの抽出のため

生物化学的／生理学的作用

フェノール-クロロホルム抽出法は、核酸を抽出するために広く使用されています。フェノールはRNase活性を完全には阻害しませんが、クロロホルムやアルコールと組み合わせて使用すると核酸の単離に有効になる独自の特性を有します。

構成

• 1ボトルのトリス平衡化フェノール（製品番号 P4557）
• 平衡バッファー（製品番号B5658）

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08,GHS05,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301 + H311 + H331,H314,H341,H373,H411
• 注意書き: P202 - P273 - P280 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P310 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Muta. 2 - Skin Corr. 1B - STOT RE 2
• ターゲットの組織: Nervous system,Kidney,Liver,Skin
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter