C6737

コンドロイチン硫酸 ナトリウム塩 ウシ軟骨由来

98-102% (CPC, titration)

• CAS番号: 9082-07-9
• UNSPSCコード: 12352201
• PubChem Substance ID: 24892886
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: bovine cartilage
• グレード: standard (for CPC (cetylpyridinium chloride) titration)
• アッセイ: 98-102% (CPC, titration)
• フォーム: powder
• 光学活性: [α]20/D -30 to -20 °, c = 5% (w/v) in water
• 不純物: <10.0% water (Karl Fischer)
• 色: white to off-white
• 溶解性: H₂O: soluble 50 mg/mL, clear to hazy, colorless to faintly yellow
• 微量陽イオン: Na: 7.4-8.8% (anhydrous)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [Na+].CC(=O)N[C@H]1[C@H](O)O[C@H](CO)[C@H](OS([O-])(=O)=O)[C@@H]1O[C@H]2O[C@@H]([C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]2O)C(O)=O
• InChI: 1S/C14H23NO15S.Na/c1-3(17)15-5-10(9(30-31(24,25)26)4(2-16)27-13(5)23)28-14-8(20)6(18)7(19)11(29-14)12(21)22;/h4-11,13-14,16,18-20,23H,2H2,1H3,(H,15,17)(H,21,22)(H,24,25,26);/q;+1/p-1/t4-,5-,6-,7-,8+,9+,10-,11+,13-,14+;/m1./s1
• InChI Key: SHQAYVXGAAXVHV-GNAIRZFJSA-M

詳細

詳細

コンドロイチン、グルコサミノグリカン（GAG）は、N-アセチルガラクトサミン（GalNAc）とグルクロン酸（GlcA）の交互単位からなる多糖鎖であり、GalNAc単位とGlcA単位のいずれかまたは両方を硫酸化できます。コンドロイチンとその硫酸塩は、しばしばタンパク質に結合してプロテオグリカンを生成します。[1]

アプリケーション

コンドロイチン硫酸は、N-アセチルガラクトサミン（GalNAc）とグルクロン酸（GlcA）の交互単位からなるグルコサミノグリカン（GAG）多糖鎖であり、生物工学など様々な研究領域で使用されています。コンドロイチン硫酸は、薬物送達担体、組織工学機器および生体足場の開発において、生体材料共重合体または表面誘導体化試薬として使用される場合があります。コンドロイチン硫酸は、ヒドロゲル、スポンジ、バイオフィルム、マイクロスフェアおよびミセルなどの生体適合性構造体の開発に使用される場合があります。[2]

生物化学的／生理学的作用

柔軟性が非常に乏しいため小型球状構造に折り畳まれることのない、巨大で、負に帯電する、親水性分子であることから、コンドロイチン硫酸分子は多孔質水和ゲルを形成して組織の機械的支持を提供するので、水溶性分子の迅速な拡散と細胞の移動を可能にします。

構成

コンドロイチンは、軟骨、皮膚、角膜および臍帯に認められる酸性ムコ多糖です。これは、N-アセチルガラクトサミン、D-グルクロン酸、およびそのサブユニット上のいずれかで硫酸化できる等モル量の硫酸残基が交互に配列しています。硫酸化は、ガラクトサミン部分の6位および／または4位で起こり、個々の二糖単位が6-硫酸化、4-硫酸化、4,6-二硫酸化または非硫酸化される可能性があります。

注意

本製品は2～8°Cで保管してください。

調製ノート

本製品は100 mg/mLで水に溶けます。

その他情報

お客様の研究に対するメルクの広範な多糖製品を包括的に理解していただくには、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)