A9501

(−)-アデノシン3′5′-サイクリック一リン酸

≥98.5% (HPLC), powder, PKA activator

• 別名: 3′,5′-サイクリックAMP, cAMP, アデノシン 3′,5′-シクロリン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₂N₅O₆P
• CAS番号: 60-92-4
• 分子量: 329.21
• Beilstein: 52645
• EC Number: 200-492-9
• MDL番号: MFCD00005845
• UNSPSCコード: 41106305
• eCl@ss: 32160414
• PubChem Substance ID: 24278245
• NACRES: NA.77

特性

• product name: (−)-アデノシン3′5′-サイクリック一リン酸, ≥98.5% (HPLC), powder
• アッセイ: ≥98.5% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white
• mp: 260 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: H₂O: 10 mg/mL, clear, colorless (pH of aqueous solution is approx. 3.0. The sodium salt (A6885) is about 20× more soluble.)
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Nc1ncnc2n(cnc12)[C@@H]3O[C@@H]4COP(O)(=O)O[C@H]4[C@H]3O
• InChI: 1S/C10H12N5O6P/c11-8-5-9(13-2-12-8)15(3-14-5)10-6(16)7-4(20-10)1-19-22(17,18)21-7/h2-4,6-7,10,16H,1H2,(H,17,18)(H2,11,12,13)/t4-,6-,7-,10-/m1/s1
• InChI Key: IVOMOUWHDPKRLL-KQYNXXCUSA-N
• 遺伝子情報: human ... OPRK1(4986)

詳細

アプリケーション

アデノシン3′,5′-サイクリック一りん酸は、

• 胚性脊髄ニューロンにおける細胞培養培地のサプリメントとして
• 潅流研究用リンゲル液の構成成分として
• ヒト肺がん細胞株における神経内分泌分化を誘導するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

天然に存在する環状AMP依存性プロテインキナ-ゼ(PKA)の活性化因子です。cAMPは、多くの系で、神経伝達物質誘導性またはホルモン誘導性の受容体刺激に関与する重要なセカンドメッセンジャ-です。cAMP/PKAシグナル伝達経路は細胞増殖を阻害し、分化を誘導し、アポト-シスを引き起こすことが知られています。

特徴および利点

この化合物は、ADME Toxと環状ヌクレオチドの研究で注目される主要な物質です。さらに多くの注目されるADME Toxと環状ヌクレオチド生成物質をご覧ください。他の研究分野の生理活性小分子についてさらに詳しくお知りになりたいときはsigma.com/discover-bsmをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)