A8181

アミドブラック染色液2×

electrophoresis reagent

• 別名: ナフトールブルーブラック 溶液, アミドブラック 10B
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₁₄N₆Na₂O₉S₂
• CAS番号: 1064-48-8
• 分子量: 616.49
• Beilstein: 5374263
• MDL番号: MFCD00004017
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24891210
• NACRES: NA.32

特性

• 形状: liquid
• SMILES記法: [Na+].[Na+].Nc1c(\N=N/c2ccc(cc2)[N+]([O-])=O)c(cc3cc(c(\C=C/c4ccccc4)c(O)c13)S([O-])(=O)=O)S([O-])(=O)=O
• InChI: 1S/C22H16N6O9S2.2Na/c23-19-18-12(11-17(39(35,36)37)21(22(18)29)27-24-13-4-2-1-3-5-13)10-16(38(32,33)34)20(19)26-25-14-6-8-15(9-7-14)28(30)31;;/h1-11,29H,23H2,(H,32,33,34)(H,35,36,37);;/q;2*+1/p-2/b26-25+,27-24+;;
• InChI Key: AOMZHDJXSYHPKS-DROYEMJCSA-L

詳細

詳細

アミドブラック（AB）は、タンパク質の染色に使用する酸性色素です。ポリビニリデンフルオリド（PVDF）およびニトロセルロースメンブレン中の50 ngレベルのタンパク質を検出できます。ABを使用することで、低濃度でもタンパク質を可視化できます。指紋に含まれる血中タンパク質を染色できるため、法医学分野で使用されます。

アプリケーション

アミドブラック染色液2×は、次の染色に使用されています。

• 培養上清中に存在する血清タンパク質
• マウス肝ホモジネート中のシステインスルフィン酸デカルボキシラーゼタンパク質
• クロマチンサンプル中のヒストン

再構成

脱イオン水で最終容量500 mLに希釈すると、0.1%(w/v)アミドブラック、25%(v/v)イソプロパノ-ル、10%(v/v)酢酸になります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H315,H319,H336
• 注意書き: P210 - P233 - P240 - P241 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Central nervous system
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 53.6 °F
• 引火点(℃): 12 °C