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Merck

205281

Sigma-Aldrich

過塩素酸リチウム

ACS reagent, ≥95.0%

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About This Item

化学式:
LiClO4
CAS番号:
分子量:
106.39
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352302
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.21

グレード

ACS reagent

アッセイ

≥95.0%

形状

powder, chunks or granules

反応適合性

reagent type: oxidant

不純物

≤0.005% insolubles

pH

6.0-7.5 (25 °C, 5%)

mp

236 °C (lit.)

微量陰イオン

chloride (Cl-): ≤0.003%
sulfate (SO42-): ≤0.001%

微量陽イオン

Fe: ≤5 ppm
heavy metals: ≤5 ppm (by ICP-OES)

SMILES記法

[Li+].[O-]Cl(=O)(=O)=O

InChI

1S/ClHO4.Li/c2-1(3,4)5;/h(H,2,3,4,5);/q;+1/p-1

InChI Key

MHCFAGZWMAWTNR-UHFFFAOYSA-M

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詳細

過塩素酸リチウム(LiClO4)は、無色のリチウム塩です。水溶液から結晶化すると、過塩素酸リチウム三水和物(LiClO4.3H2O)が得られます。塩化リチウムと過塩素酸を反応させることで合成できます。

アプリケーション

共触媒として使用すると、Baylis-Hillman反応(α,β-不飽和カルボニルとアルデヒドのカップリング)が促進されます。
過塩素酸リチウムは、次の反応の触媒に使用できます。
  • 無溶媒条件下での立体的に混み合ったアルコールおよびフェノール類のアシル化。
  • 立体的に混み合ったαβ,-不飽和カルボニル系へのO-シリル化ケテンアセタールの1,4-共役付加。
  • tert-ブトキシカルボニル化によるN-Boc誘導体としてのアミン基の保護。
  • 無溶媒条件下でのα-アミノホスホネートの合成。
過塩素酸リチウム(LiClO4)は、ビス(インドリル)メタンを合成する際の触媒として使用できます。

ピクトグラム

Flame over circleCorrosionExclamation mark

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral - Eye Dam. 1 - Ox. Sol. 2 - Skin Corr. 1A - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

5.1A - Strongly oxidizing hazardous materials

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

PRTR

第一種指定化学物質

消防法

第1類:酸化性固体
過塩素酸塩類
危険等級I
第一種酸化性固体

Jan Code

205281-100G:
205281-5G:
205281-BULK:
205281-VAR:
205281-500G:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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