コンテンツへスキップ
Merck

11685597910

Roche

ビオチンRNAラベリングミックス

sufficient for 20 reactions (transcription), pkg of 40 μL, solution

別名:

ビオチン

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

UNSPSCコード:
41105500

形状

solution

品質水準

使用法

sufficient for 20 reactions (transcription)

包装

pkg of 40 μL

メーカー/製品名

Roche

不純物

Ribonuclease, none detected

colorless

溶解性

water: miscible

保管温度

−20°C

詳細

ヌクレオチド混合液はRNAのビオチン-16-UTP標識に便利です。

特異性

熱による不活性化:反応停止には2 µLの 0.2 M EDTA (pH 8.0)を添加してください。

アプリケーション

ビオチンRNAラベリングミックスは、SP6、T7、T3 RNAポリメラーゼを用いたin vitroでの転写によりビオチン-16-UDPでRNAを標識するために使用されています。
またビオチン標識RNAは以下のような様々なハイブリダイゼーション法に用いられます。
  • サザンブロッティング
  • ノーザンブロッティング
  • ドットブロット法
  • プラークまたはコロニーリフトアッセイ
  • RNアーゼ保護実験
  • インサイチューハイブリダイゼーション
  • マイクロアレイハイブリダイゼーション
  • RNAプルダウンアッセイ

特徴および利点

内容
以下を含む10 x 濃縮溶液:それぞれ10 mMの ATP、CTP、GTP;6.5 mM UTP;3.5 mM ビオチン-16-UTP、pH 7.5

品質

機能試験はDIG RNAラベリングキットとの組み合わせで実施されています。

原理

所定の長さのビオチン標識、一本鎖RNAプローブがin vitro転写で生成します。以下に述べる条件で、SP6、T7、T3 RNAポリメラーゼにより、転写産物のおよそ20~25ヌクレオチド毎にビオチン-16-UTPが取り込まれます。ビオチンRNAラベリングミックスはロシュSP6、T7、T3 RNAポリメラーゼの使用に合わせて特別に設計され、最適な転写用バッファーと共に提供されます。

調製ノート

測定時間:135分

試料となる物質
  • 線状化プラスミドDNA転写されるDNAは、SP6、T7またはT3 RNAポリメラーゼのプロモーターをポリリンカーに隣接して含む、適切な転写ベクターのポリリンカー部位にクローニングされます。「ラン・オフ」転写産物合成のためには制限酵素でプラスミドを線状化します。制限酵素には5′オーバーハングを生成するものを用います;3′オーバーハングを生成するものは避けます。線状化されたテンプレートDNAはフェーノール/クロロホルム抽出で精製しエタノール沈殿させ、RNアーゼの混入を防ぎます。「ラン・アラウンド」転写のためには環状プラスミドDNAを用います。
  • PCR産物:RNAポリメラーゼのプロモーター配列を含むPCRフラグメントもまた転写のためのテンプレートとしての役割があります。転写前にゲル電気泳動により正しいPCRフラグメントを精製することを推奨します。
  • 標識効率:線状テンプレートDNA 1 µgとRNAポリメラーゼを用いた標準的なラベリング反応でおよそ10 µgの全鎖長のビオチン標識RNAが得られます。スポットテストでは、抗ビオチンAPと化学発光基質CSPDの組み合わせで、わずか0.3 pgのビオチン標識RNAが検出できます。

その他情報

ライフサイエンス研究のみに使用できます。診断用には使用できません。

WGK

WGK 1

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

11685597910:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

Andrea Bleckmann et al.
Methods (San Diego, Calif.), 98, 66-73 (2015-11-03)
First evidence on gene function and regulation is provided by the cellular expression pattern in complex tissues. However, to understand the activity of a specific gene, it is essential to analyze the regulatory network, which controls the spatio-temporal translation pattern
Oskar Marín-Béjar et al.
Methods in molecular biology (Clifton, N.J.), 1206, 87-95 (2014-09-23)
Recent advances in genomics have revealed that cells encode thousands of noncoding RNA molecules that do not require translation to proteins to perform their biological roles. Although very little is known about the mechanisms of function of noncoding RNAs, these
Henrik Lindehell et al.
Chromosoma, 124(3), 385-395 (2015-02-20)
In Drosophila, the male-specific lethal (MSL) complex specifically targets the male X chromosome and participates in a twofold increase in expression output leading to functional dosage compensation. The complex includes five proteins and two non-coding RNAs (ncRNAs). A number of
Bing Chen et al.
Scientific reports, 6, 23330-23330 (2016-03-22)
An increasing number of long noncoding RNAs (lncRNAs) have been discovered with the recent advances in RNA-sequencing technologies. lncRNAs play key roles across diverse biological processes, and are involved in developmental regulation. However, knowledge about how the genome-wide expression of
Long non-coding RNA AK093407 promotes proliferation and inhibits apoptosis of human osteosarcoma cells via STAT3 activation.
Yongkun W,et al
American Journal of Cancer Research, 7(4), 892-902 (2017)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)