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Merck

AB152

Sigma-Aldrich

抗チロシンヒドロキシラーゼ抗体

Chemicon®, from rabbit

別名:

Tyrosine 3-hydroxylase, Tyrosine 3-monooxygenase, tyrosine hydroxylase, TH

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

affinity isolated antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

精製方法

affinity chromatography

化学種の反応性

human, mollusk, feline, ferret, Aplysia (marine mollusc), rat, squid, Drosophila, mouse

メーカー/製品名

Chemicon®

テクニック

ELISA: suitable
immunofluorescence: suitable
immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
western blot: suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... TH(7054)
rat ... Th(25085)

詳細

チロシンヒドロキシラーゼ(別名:チロシン3-ヒドロキシラーゼおよびチロシン3-モノオキシゲナーゼ)は、アドレナリン作動性ニューロンの生理学において重要な役割を果たします。最初の律速酵素であり、ドーパミンやノルエピネフリンなどのカテコールアミンのチロシンからの生合成に関与します。従ってTHは、ドーパミンやノルアドレナリンが豊富なニューロンに対する有用なマーカーです。補因子として第1鉄イオンを要するTHの酵素活性は、リン酸化反応によって調節されると考えられています。選択的スプライシングの結果、ヒトTHのアイソフォームは少なくとも4種類特定されています。

特異性

チロシンヒドロキシラーゼ。ウエスタンブロッティングにより、AB152は、チロシンヒドロキシラーゼに相当する約62 kDa(還元)の単一バンドを選択的に標識します。この抗体は、ほとんどの哺乳類および多くの非哺乳類の動物種と反応することが予想されます。この抗体は、パラフィン包埋ヒト組織では機能しないことが報告されています。
抗Tyrosine Hydroxylase抗体は、ほとんどの哺乳類種と多数の哺乳類以外の種と反応します。この抗体は、パラフィン包埋ヒト組織では機能しないことが報告されています。

免疫原

ラット褐色細胞腫由来の変性チロシンヒドロキシラーゼ(ドデシル硫酸ナトリウムによる変性)。

アプリケーション

免疫組織染色:
この抗体の以前のロットを、希釈倍率1:100~1:1,000、4°Cで、1~3日間使用しました。間接免疫蛍光染色および免疫ペルオキシダーゼにより、新鮮凍結とパラフィン包埋の両方の組織サンプルを染色します。

免疫蛍光染色:
希釈倍率1:100~1:1,000で、この抗体の以前のロットを使用しました。

免疫沈降:
この抗体の以前のロットを免疫沈降で使用しました。

ELISA:
この抗体の以前のロットをELISAで使用しました。

最適な希釈濃度は、ご自身で決定してください。
抗チロシンヒドロキシラーゼ抗体は、THのレベルを検出します。 また、ELISA、IF、IH、IH(P)、IP、WBでの使用が文献発表され、検証されています。
研究のカテゴリ
神経科学
研究のサブカテゴリ
神経伝達物質および受容体

ニューロンおよびグリアマーカー

品質

PC12ライセートのウェスタンブロットで常に評価されています。

ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:1000で使用し、10 μgのPC12ライセートでチロシンヒドロキシラーゼを検出できます。

ターゲットの説明

62 kDa

物理的形状

アフィニティー精製
精製ウサギポリクローナル抗体、10 mM HEPES(pH 7.5)、150 mM塩化ナトリウム(pH 7.5)、100 ug/mL BSAおよび50%グリセロールを含有するバッファー溶液に溶解。

保管および安定性

-20ºC~-70ºCの未希釈アリコートで受領日から最大6カ月間凍結保存できます。凍結融解を繰り返さないでください。自動霜取り機能付き冷凍庫には保存ないでください。

アナリシスノート

コントロール
ポジティブコントロール:脳(線条体、交感神経終末)および副腎。
ネガティブコントロール:肝臓。

法的情報

CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 1


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

AB152:


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Writing memories with light-addressable reinforcement circuitry.
Claridge-Chang, A; Roorda, RD; Vrontou, E; Sjulson, L; Li, H; Hirsh, J; Miesenbock, G
Cell null
Axon guidance of mouse olfactory sensory neurons by odorant receptors and the beta2 adrenergic receptor.
Feinstein, P; Bozza, T; Rodriguez, I; Vassalli, A; Mombaerts, P
Cell null
Morphologic pattern of the intrinsic ganglionated nerve plexus in mouse heart.
Rysevaite, K; Saburkina, I; Pauziene, N; Noujaim, SF; Jalife, J; Pauza, DH
Heart Rhythm : the Official Journal of the Heart Rhythm Society null
Bret C Mobley et al.
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Neuroblastoma is a pediatric malignancy of the sympathetic ganglia and adrenal glands, hypothesized to originate from progenitors of the developing sympathetic nervous system. Amplification of the MYCN oncogene is a genetic marker of risk in this disease. Understanding the impact
Fabrice Plaisier et al.
Journal of neuroendocrinology, 32(2), e12829-e12829 (2020-01-12)
The supramammillary nucleus (SuM) has an emerging role in appetite control. We have shown that the rat SuM is activated during hunger or food anticipation, or by ghrelin administration. In the present study, we characterised the connectivity between the SuM

資料

免疫蛍光法(Immunofluorescence、 IF)では、レーザー光で励起され発光する蛍光色素を標識した抗体を使用します。IFは、ターゲットタンパク質の局在、翻訳後修飾や活性化の確認、および近接するタンパク質やそれらとの複合体形成の解明に用いられています。

動物が本来持っている免疫能力を利用して、特定の分子に結合する抗体を産生することができます。

抗体の構造、クラス、イムノグロブリンの基準値範囲に関する技術情報など、抗体を利用した作業の基礎をご説明します。

Learn differences in monoclonal vs polyclonal antibodies including how antibodies are generated, clone numbers, and antibody formats.

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