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フォーム
liquid
包装
pkg of 50 mL
メーカー/製品名
Chemicon®
Re-Blot™
テクニック
western blot: suitable
検出方法
chemiluminescent
輸送温度
wet ice
詳細
ウェスタンブロット法は、タンパク質の機能と局在を研究するために一般的に使用される手法です。通常、タンパク質試料をSDS-PAGEにより電気泳動し、ニトロセルロースやナイロンなどのメンブレンへ転写して、特異抗体でプローブします。再利用が可能なサザンブロットやノーザンブロットといった核酸を用いた手法と異なり、ウェスタンブロットの再利用は難しいと言われてきました。
ウェスタンブロットのストリッピング及びリプロービングを行うメリットは以下のとおりです。
- 高価な試料や希少な試料を節約できます。
- 一つのブロットを、サブタイプ特異抗体やアイソフォーム特異抗体など、いくつもの抗体で解析できます。
- 異常な結果が出た場合には、同じ抗体または異なる抗体を利用して再解析を行い、確実な結果を得ることができます。
- 不適切な抗体と共にインキュベーションした場合、やり直しができます。
- 同じブロットを再利用できるので、試薬と時間を節約できます。
セファロース複合体などの抗原と抗体を用いた免疫親和性マトリックスは、抗原抗体反応を低下させずに何度も利用できますが、極度なpHとカオトロピック剤が必要になるため、ウェスタンブロットに適用することはできません。
メルクミリポアのRe-Blot Plus Western Blot 低濃度抗体ストリッピング溶液には、固定化タンパク質に大きな影響を与えずに、ウェスタンブロットから素早く効率よく抗体を除去する、独自の溶液が含まれています。
Re-Blot Plus Western Blot 低濃度抗体ストリッピング溶液には以下のような利点があります。
- ストリッピング溶液に、刺激臭の強いβ-メルカプトエタノールを含有していません。
- 室温で抗体のストリッピングが可能です。ブロットを加熱する必要はありません。
- 室温で、ブロットから抗体を15分程度でストリッピングできます。
- ブロットは25分後に再利用できます。
アプリケーション
お手持ちの抗原に対してストリッピングによる定量的な影響がないことが、ブロット法での比較検討で立証されるまでは、Re-Blot Plus Western Blot 低濃度抗体ストリッピング溶液は定性のみを目的としてご使用下さい。
本製品は、研究室での使用のみを目的としており、診断使用またはin vivo使用には適していません。
構成
保管および安定性
注意:試薬の品質低下を防ぐため、キャップをしっかりと閉めて保管して下さい。空気に長期間触れないようご注意下さい。
法的情報
免責事項
シグナルワード
Danger
危険有害性の分類
Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Skin Corr. 1A
保管分類コード
6.1B - Non-combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
毒物及び劇物取締法
劇物
毒物
労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物
名称等を表示すべき危険物及び有害物
労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物
名称等を通知すべき危険物及び有害物
Jan Code
002502-M:
2502:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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