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4-イミダゾールカルボン酸

98%

• 実験式（ヒル表記法）: C₄H₄N₂O₂
• CAS番号: 1072-84-0
• 分子量: 112.09
• EC Number: 214-017-8
• MDL番号: MFCD00082203
• UNSPSCコード: 12352005
• PubChem Substance ID: 24866670
• NACRES: NA.22

特性

• アッセイ: 98%
• mp: 294-295 °C (lit.)
• SMILES記法: OC(=O)c1c[nH]cn1
• InChI: 1S/C4H4N2O2/c7-4(8)3-1-5-2-6-3/h1-2H,(H,5,6)(H,7,8)
• InChI Key: NKWCGTOZTHZDHB-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

4-イミダゾールカルボン酸（1H-イミダゾール-4-カルボン酸、H₂imc）はイミダゾール基とカルボン酸基を含むイミダゾール誘導体です。各種配位ポリマーの生成に広く利用されています。 4-イミダゾールカルボン酸のアニオンは、pH 7～10の範囲で、三価ランタニドの二核ヒドロキソ錯体を安定化させることが報告されています。

アプリケーション

4-イミダゾールカルボン酸（ICA）は、ポリ（プロピレンイミン）デンドリマーを機能させるために採用されている、トリフェニルメチル保護した4-イミダゾールカルボン酸（トリチル-ImCOOH）の合成で使用されました。
以下の研究に使用することができます。

• Cu（II）イオン存在下でのin situ脱炭酸により、硫酸ランタニド-カルボン酸塩の［Ln（HIMC）（SO₄）（H₂O）］（Ln = DyおよびEu、HIMC = 4-イミダゾールカルボン酸）の合成。
• ICAに比例する毛色のC3H/HeNCrjマウスから分離したヒスタミン（HA）および複数の代謝物について、これらのピーク面積比をプロットした検量線取得用の内部標準として。
• イミダゾールベースのN/Oキレート配位子をもつ四核マンガンカルボン酸錯体の合成。

その他情報

イミダゾ-ルの総説についてはScience of Synthesisをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves