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4-スチレンスルホン酸 ナトリウム塩 水和物

• 化学式: H₂C=CHC₆H₄SO₃Na·xH₂O
• CAS番号: 123333-94-8
• 分子量: 206.19 (anhydrous basis)
• EC Number: 220-266-3
• MDL番号: MFCD03092905
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24859386
• NACRES: NA.23

特性

• フォーム: powder
• SMILES記法: [Na+].[H]O[H].[O-]S(=O)(=O)c1ccc(C=C)cc1
• InChI: 1S/C8H8O3S.Na.H2O/c1-2-7-3-5-8(6-4-7)12(9,10)11;;/h2-6H,1H2,(H,9,10,11);;1H2/q;+1;/p-1
• InChI Key: AATHLPHPRXGBAI-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

4-スチレンスルホン酸ナトリウム塩水和物は、水溶性のビニルモノマーです。他のビニルモノマーとともに重合することで、共重合体/単独重合体を形成することができます。[1]

アプリケーション

4-スチレンスルホン酸ナトリウム塩水和物（NaSS、SSAS）をポリ（エーテルスルホン）（PES）の膜にグラフトすることで、分子量が同様で、pI値が近いタンパク質の分画状態が決定されます。[2] NaSSをベースとして、膜容量性脱イオン化（MCDI）用のイオン交換膜が合成されています。[3] スチレンスルホン酸ナトリウムの共重合特性が研究されています。[1]

4-スチレンスルホン酸ナトリウム塩水和物（NaSS）で修飾された膜に対し、リゾチーム分別の目的でタンパク質コーティングが行われています。[4]NaSSは、有機-無機ハイブリッドナノ粒子を作製する目的でナノシリカの表面にイオン電荷を生成するために、メタクリル酸カリウムと組み合わせて使用されています。[5]シリカナノ粒子はNaSSと3-スルホプロピルメタクリル酸とのラジカル重合によりグラフトでき、燃料電池の構成要素となるプロトン伝導膜ベースのナノ粒子（PBNP）の調製に使用できます。[6]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P270 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves