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ビフェニル-4,4′-ジカルボン酸

97%

• 別名: 4-(4-propan-2-yloxycarbonylphenyl)benzoic Acid
• 化学式: HO₂CC₆H₄C₆H₄CO₂H
• CAS番号: 787-70-2
• 分子量: 242.23
• Beilstein: 523308
• EC Number: 212-328-3
• MDL番号: MFCD00002554
• UNSPSCコード: 12162002
• PubChem Substance ID: 24853486
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 97%
• mp: >300 °C (lit.)
• SMILES記法: OC(=O)c1ccc(cc1)-c2ccc(cc2)C(O)=O
• InChI: 1S/C14H10O4/c15-13(16)11-5-1-9(2-6-11)10-3-7-12(8-4-10)14(17)18/h1-8H,(H,15,16)(H,17,18)
• InChI Key: NEQFBGHQPUXOFH-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

Biphenyl-4,4′-dicarboxylic acid（BPDC）は、芳香族ジカルボン酸として知られるモノマーのクラスに属しています。優れた熱安定性を示すBPDC系ポリマーの作製に使用され、高温耐性が要求される用途に適したものとなっています。これらのポリマーは低誘電率および高破壊強度により高い電気絶縁特性も示します。電気・電子工業において、絶縁、封入、高性能電子デバイスの製造に用途が見いだされています。[1]

アプリケーション

Biphenyl-4,4′-dicarboxylic acidは以下の用途に使用できます：

• 電子工業、光学デバイス、自動車、繊維などに応用可能な液晶ポリマーの開発に有用なネマチック芳香族ポリエステルの合成における重要な成分として。
• ガス貯蔵、触媒、センシング、および分離技術などの分野において広範な用途のある金属有機構造体（MOF）合成のリンカーまたは配位子として。
• 生物活性を有するさまざまな医薬化合物および物質の合成のための生物医学的用途における構成要素として。また、化学的性質から薬物送達システムや生体材料の開発にも利用できます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves