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Merck

SML1767

Sigma-Aldrich

スパルストロニンB

≥98% (HPLC)

別名:

4,10-ジヒドロキシ-3H-ピラノール[3,4,5-kl]-3-キサンテノン, SsnB, スパルストロニンB

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C15H8O5
CAS番号:
分子量:
268.22
UNSPSCコード:
51111800
NACRES:
NA.77

品質水準

アッセイ

≥98% (HPLC)

形状

powder

white to beige

溶解性

DMSO: 10 mg/mL, clear

保管温度

2-8°C

SMILES記法

OC(C=C1)=CC2=C1OC3=C4C(C(OC=C42)=O)=C(O)C=C3

生物化学的/生理学的作用

スパルストロニンB(SsnB)はポリフェノールの1種です。キサントンおよびイソクマリンに類似した構造的特徴を持っています。 SsnBはマウスとヒトマクロファージ上で抗炎症特性を示します。 SsnBは、細胞外信号により調節された蛋白キナーゼ(ERK1/2)とc-jun N末端キナーゼ(JNK)の信号経路を阻害することによって、低酸素症再酸素化が誘起する心筋細胞の炎症を著しく緩和します。したがって、SsnBは心筋虚血-血流再開(MIR)機能障害の効果的な治療手段です。
スパルストロニンB(SsnB)(ミクリとウキヤガラから分離されるイソクマリン)はTLR2とTLR4拮抗剤としての効能を持ち、抗炎症、抗ウィルス(抗HIV)特性を示します。スパルストロニンBは、LPSに誘起されて3T3- L1脂肪細胞に発生する炎症を阻害し、高脂肪飼料を与えて肥満体となったラットの体重を減少させます。マウスモデルにおいて、スパルストロニンBは非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の緩和効果を示します。
高い効能を持つTLR2、TLR4阻害剤であり、抗炎症、抗ウィルス(抗HIV)特性を有します。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SML1767-5MG:
SML1767-25MG:
SML1767-BULK:
SML1767-VAR:


試験成績書(COA)

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