SAB4700520

モノクローナル抗CD71 マウス宿主抗体

clone MEM-189, purified immunoglobulin, buffered aqueous solution

• 別名: 抗TFRC, 抗トランスフェリン受容体
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 100
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: MEM-189, monoclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 交差性: human
• 濃度: 1 mg/mL
• テクニック: flow cytometry: suitable
• アイソタイプ: IgG1
• NCBIアクセッション番号: NM_001128148.1
• UniProtアクセッション番号: P02786
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: 2-8°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... TFRC(7037)

詳細

詳細

Cluster of differentiation 71（CD71）はトランスフェリン受容体としても知られており、ヒト染色体3q29にマッピングされている遺伝子によりコードされています。CD71は高い増殖能を有する細胞で認められます。

抗体MEM-189はCD71抗原（トランスフェリン受容体）と反応しますが、これは95 kDaのII型ホモ二量体膜貫通型糖タンパク質であり、活性化B細胞およびリンパ球細胞、マクロファージならびに赤血球前駆体で発現しています；安静時血中白血球では発現しません。

免疫原

KG1ヒト急性骨髄性白血病細胞株

アプリケーション

この試薬は、フローサイトメトリー解析用に設計されています。フローサイトメトリー用に推奨される希釈濃度はサンプル2 μg/mLです。希釈の実施は、本製品の使用開始時を推奨します。希釈溶液濃度は、研究者により決定されます。

生物化学的／生理学的作用

Cluster of differentiation 71（CD71）は鉄制御タンパク質として働きます。この遺伝子の過剰発現は、胆管がん（CCA）などさまざまながんの発生に関連しています。このため、CD71タンパク質はCCAおよび鉄過剰摂取の治療標的とみなされています。コードしたタンパク質は、ヒト膵管腺がん（PDAC）細胞のミトコンドリア呼吸および活性酸素（ROS）産生を促進し、発がん性細胞増殖に不可欠です。このため、CD71の異常発現は膵臓がんの発生をもたらすこともあります。

特徴および利点

当社の抗体は安心して使用していただけます。抗体がお客様の用途において機能を発揮しなかった場合には、全額を返金するか、代替品を提供させていただきます。詳しくはこちらをご覧ください。

物理的形状

pH 8.0のTris緩衝生理食塩水中に15 mMのアジ化ナトリウムを含有する溶液。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable