S8884

サフラニンO

Dye content, ≥80%, certified by the Biological Stain Commission, powder

• 別名: コットンレッド, ゴシピミン, サフラニンT, サフラニンYまたはA, ベーシックレッド 2
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₁₉ClN₄
• CAS番号: 477-73-6
• 分子量: 350.84
• カラーインデックス番号: 50240
• Beilstein: 3924099
• EC Number: 207-518-8
• MDL番号: MFCD00011759
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24899820
• NACRES: NA.47

特性

• product name: サフラニンO, certified by the Biological Stain Commission
• グレード: certified by the Biological Stain Commission
• 形状: powder
• 組成: Dye content, ≥80%
• 色: green to very dark green
• 溶解性: H₂O: 1 mg/mL
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].Cc1cc2nc3cc(C)c(N)cc3[n+](-c4ccccc4)c2cc1N
• InChI: 1S/C20H18N4.ClH/c1-12-8-17-19(10-15(12)21)24(14-6-4-3-5-7-14)20-11-16(22)13(2)9-18(20)23-17;/h3-11H,1-2H3,(H3,21,22);1H
• InChI Key: OARRHUQTFTUEOS-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

サフラニンOは異染性カチオン性色素です。グラム染色における対比染色にも使用されています。この染色ではグラム陰性菌をピンク～赤色に染色し、グラム陽性菌には影響しません。また軟骨組織のグリコサミノグリカン（GAG）の評価にも使用されています。GAGを濃い赤色に染色します。多価アニオンに容易に結合します。

アプリケーション

サフラニンOは、軟骨、ムチンおよびマスト細胞顆粒を検出するため、外眼筋間葉系幹細胞（EOM-MSC）の染色に使用されています。 またシトクロムP450のスペクトル分析において媒介色素としても使用されています。

サフラニンOはマウス軟骨組織の構造完全性を研究するために、マトリックスのプロテオグリカンの染色に使用されています。また、ヒトの軟骨形成における分化した骨髄間質細胞の染色にも使用されています。

適合性

Flemmingの染色体三重染色、グラム陰性菌のグラム染色、サフラニン-ファストグリ-ンFCFによる植物細胞の染色における使用について試験済み。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H318
• 注意書き: P280 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves