P3889

ポリガラクツロン酸

≥85% (titration), from oranges

• 化学式: (C₆H₈O₆)_n
• CAS番号: 25990-10-7
• MDL番号: MFCD00131972
• UNSPSCコード: 12352201
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: oranges
• アッセイ: ≥85% (titration)
• フォーム: powder
• 色: white to brown
• mp: 60 °C
• 溶解性: aqueous NaOH: 1%, clear to hazy
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: O1[C@@H]([C@@H]([C@H]([C@H]([C@H]1C(=O)O)O)O)O)O
• InChI: 1S/C6H10O7/c7-1-2(8)4(5(10)11)13-6(12)3(1)9/h1-4,6-9,12H,(H,10,11)/t1-,2+,3+,4-,6-/m0/s1
• InChI Key: AEMOLEFTQBMNLQ-BKBMJHBISA-N

詳細

詳細

ポリガラクツロン酸は長いポリマー鎖として配置されたガラクツロン酸ユニットで構成されています。[1]ポリガラクツロン酸メチルエステルはペクチンを形成します。[2]

アプリケーション

ポリガラクツロン酸の用途：

• 2F4一次抗体溶液の前吸着[3]
• ポリガラクツロナーゼ活性を測定する基質[4]
• 様々なアセチルエステラーゼの特異性を測定する基質として使用されるオリゴポリガラクツロネート混和物の調製[5]

ポリガラクツロン酸は金属イオンを捕捉します。 また、Ca²⁺存在下でゲルを形成し、薬物放出に使用でき、または生体分子を生成するために細胞か酵素を固定化する目的で使用できます。

生物化学的／生理学的作用

陸上植物では、ポリガラクツロン酸が細胞壁多糖類(ペクチン)の主成分となっています。ポリガラクツロナ-ゼ阻害ペプチド(PGIP)の結合により、真菌のポリガラクツロナ-ゼによる分解からペクチンを保護します。

その他情報

お客様の研究に適したメルクの広範な多糖類を包括的に理解していただくために、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)