I4401

インターフェロン-αA/D ヒト

≥95%, recombinant, expressed in E. coli, buffered aqueous solution, suitable for cell culture

• 別名: IFN-αA/D
• MDL番号: MFCD01635116
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥95%
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: 19 kDa
• 包装: pkg of 100K units
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: endotoxin, tested
• 色: colorless
• UniProtアクセッション番号: P01563
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −70°C
• 遺伝子情報: human ... IFNA2(3440)

詳細

アプリケーション

インターフェロン-αA/Dヒトは以下の用途で使用されてきました：

• コロナウイルスレプリカーゼ阻害剤の同定[1]
• ACH-806 [1-(4-ペンチルオキシ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(ピリジン-3-カルボニル)チオ尿素]との併用でC型肝炎（HCV）複製に対する効果の研究[2]
• ビタミンDとの併用で細胞培養におけるHCVタンパク質産生の低下の確認[3]

生物化学的／生理学的作用

このサイトカインは抗ウイルス活性、抗増殖活性、免疫調節活性、炎症誘発活性を持ちます。

インタ-フェロン-αA/D (Bg/II) は UniversalタイプI インタ-フェロンとしても知られ、種を越えたαインタ-フェロンハイブリッドです。Bg/IIは、組換えヒトインタ-フェロンαA, αDからこのハイブリッドが作成される起点となる制限酵素切断部位を示しています。インタ-フェロン-αA/Dは多くの哺乳類細胞で活性を持つことが証明されています。ヒト, サル, マウス, ウシ, ラット, ネコ, イヌ, ウサギ, ヒツジ, ヤギ, ウマ, ブタ, ハムスタ-のタイプIインタ-フェロン (α, β, ω, τ) を代用することができます。タイプIインタ-フェロンは、白血球 (αサブタイプ)、線維芽細胞 (βサブタイプ)、リンパ球 (ωサブタイプ) および反すう動物胚 (τサブタイプ) により産生されるアミノ酸165~172残基タンパク質の近縁のファミリ-です。このサイトカインは抗ウイルス活性、抗増殖活性、免疫調節活性、炎症誘発活性を持ちます。

物理的形状

PBS (0.1%BSA含有)

アナリシスノート

生物活性は、MDBK細胞と水疱性口内炎ウイルス（VSV）を併用する細胞傷害活性阻害アッセイで測定されます。[4][5] 50%の細胞傷害活性が1単位/mlのインターフェロンから得られます。この単位は、ヒトインターフェロンαAのNIHの国際標準を基準として決定されます。[6]

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves