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Merck

H1667

Sigma-Aldrich

ヒポテマイシン

from Hypomyces trichothecoides, ≥98% (HPLC)

別名:

3H-オキシレノ[k][2]ベンゾオキサシクロテトラデシン-5,11(2H,4H)-ジオン,1a,8,9,15b-テトラヒドロ-3,4,12-トリヒドロキシ-14-メトキシ-9-メチル-,(1aR,3S,4S,6Z,9S,15bR)-, NSC354462

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C19H22O8
CAS番号:
分子量:
378.37
MDL番号:
UNSPSCコード:
51111800
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

由来生物

Hypomyces trichothecoides

品質水準

アッセイ

≥98% (HPLC)

溶解性

DMSO: soluble
acetone: soluble
deionized water: insoluble

保管温度

−20°C

SMILES記法

COc1cc(O)c2C(=O)O[C@@H](C)CC=CC(=O)[C@@H](O)[C@@H](O)CC3OC3c2c1

InChI

1S/C19H22O8/c1-9-4-3-5-12(20)17(23)14(22)8-15-18(27-15)11-6-10(25-2)7-13(21)16(11)19(24)26-9/h3,5-7,9,14-15,17-18,21-23H,4,8H2,1-2H3/b5-3-/t9-,14-,15+,17+,18+/m0/s1

InChI Key

SSNQAUBBJYCSMY-KNTMUCJRSA-N

生物化学的/生理学的作用

ヒポセマイシンは、14員環のレソルシル酸ラクトン類(RAL)に分類される高度に酸素化されたアナログの一種であり、軽度の抗真菌性と細胞毒性を有するとともに、in vitroでIC50値が2.2 μg/mLという抗マラリア活性を示しています
ヒポセマイシンは、14員環のレソルシル酸ラクトン類(RAL)に分類される高度に酸素化されたアナログの一種であり、軽度の抗真菌性と細胞毒性を有するとともに、in vitroでIC50値が2.2 μg/mLという抗マラリア活性を示しています。また、ATP結合ドメインに保存されたシステイン残基(Cys166)を含むプロテインキナーゼ群を、選択的かつ不可逆的に阻害することが報告されています。既知の全キナーゼのうち、このキナーゼ群が占める割合は10%足らずですが、ERKs、MEK、FMS様チロシンキナーゼタンパク質(FLT)や血小板由来増殖因子受容(PDGFR)のように、異常性の細胞増殖に関与する複数のターゲット分子が含まれています。培養細胞では、ある種の活性化キナーゼ変異に依存したがん細胞株に対し、ヒポセマイシンは強力な細胞毒性を示しています。さらに、マウスの異種移植モデルでは、ヒポセマイシンの作用によって少なくとも3種類の異なるモデルで腫瘍増殖が大幅に抑制されることも立証されています。また、IL-2、IL-6、IFN-γ、TNFαなど複数のサイトカインの産生を阻害することも報告されています。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

H1667-1MG:
H1667-VAR:
H1667-250UG:
H1667-BULK:
H1667-1MG-PW:
H1667-250UG-PW:


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Marilù Fanelli et al.
Frontiers in oncology, 10, 331-331 (2020-03-27)
Treatment of high-grade osteosarcoma, the most common malignant tumor of bone, is largely based on administration of cisplatin and other DNA damaging drugs. Altered DNA repair mechanisms may thus significantly impact on either response or resistance to chemotherapy. In this

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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