H0879

臭化ヘキサメトニウム

• 別名: N,N,N,N′,N′,N′-ヘキサメチルヘキサメチレンジアンモニウムジブロミド, ヘキサン-1,6-ビス(トリメチルアンモニウムブロミド)
• 化学式: (CH₃)₃N(Br)(CH₂)₆N(Br)(CH₃)₃
• CAS番号: 55-97-0
• 分子量: 362.19
• Beilstein: 3715749
• EC Number: 200-249-7
• MDL番号: MFCD00011787
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278459
• NACRES: NA.77

特性

• mp: 282-285 °C (dec.)
• SMILES記法: [Br-].[Br-].C[N+](C)(C)CCCCCC[N+](C)(C)C
• InChI: 1S/C12H30N2.2BrH/c1-13(2,3)11-9-7-8-10-12-14(4,5)6;;/h7-12H2,1-6H3;2*1H/q+2;;/p-2
• InChI Key: FAPSXSAPXXJTOU-UHFFFAOYSA-L
• 遺伝子情報: human ... CHRNA1(1134) , CHRNA10(57053) , CHRNA2(1135) , CHRNA3(1136) , CHRNA4(1137) , CHRNA5(1138) , CHRNA6(8973) , CHRNA7(1139) , CHRNA9(55584) , CHRNB1(1140) , CHRNB2(1141) , CHRNB3(1142) , CHRNB4(1143)

詳細

アプリケーション

臭化ヘキサメトニウムは、以下の用途に使用されています：

• 自律神経節阻害剤としてラットにおけるヒゲの動きに対する作用を検討するため
• ニコチン性受容体アンタゴニストとしてマウスにおける抗原誘発性関節炎（AIA）進行に対する作用を検討するため
• 非選択的神経節ニコチン性アセチルコリン受容体（nAChR）アンタゴニストとしてマウスにおけるシチジン誘発性自律神経性心血管反応に対する作用を検討するため

生物化学的／生理学的作用

臭化ヘキサメトニウムは、ニコチン性アセチルコリン受容体（nAChR）アンタゴニストです。自律神経節において優先的にニコチン性受容体を阻害します。高用量でのみ血液脳関門を通過できます。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のAcetylcholine Receptors (Nicotinic)［アセチルコリン受容体（ニコチン性）］のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)