G8761

(±)-ゴシポール 綿実由来

≥95% (HPLC), powder, PAF antagonist/inhibitor

• 別名: (±)-2,2′-bis(8-ホルミル-1,6,7-トリヒドロキシ-5-イソプロピル-3-メチルナフタレン)
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₀H₃₀O₈
• CAS番号: 303-45-7
• 分子量: 518.55
• MDL番号: MFCD00017352
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24895349
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: (±)-ゴシポール 綿実由来, ≥95% (HPLC)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: O=C([H])C1=C(C(O)=C(C2=C(C)C=C(C(C(C)C)=C(O)C(O)=C3C([H])=O)C3=C2O)C(C)=C4)C4=C(C(C)C)C(O)=C1O
• InChI: 1S/C30H30O8/c1-11(2)19-15-7-13(5)21(27(35)23(15)17(9-31)25(33)29(19)37)22-14(6)8-16-20(12(3)4)30(38)26(34)18(10-32)24(16)28(22)36/h7-12,33-38H,1-6H3
• InChI Key: QBKSWRVVCFFDOT-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... AKR1B1(231) , BAD(572) , BCL2(596) , LDHA(3939) , LDHB(3945) , MCL1(4170)

詳細

詳細

ゴシポールは、抗受精剤と考えられています。ワタ種子に黄色がかった色素として存在します。この反応性セスキテルペンアルデヒドはアオイ科の植物に存在し、分子量は518.54です。[1]

アプリケーション

ワタ種子由来の(±)-ゴシポールは、次の用途で使用されています。

• 葉およびつぼみ抽出物中のゴシポール含量を定量する際の標準物質として。[2]
• NMRIマウスにおいて、精子形成に対するその抗受精作用を研究するため。[1]
• ヒト精子に対するその影響を分析するため。[3]
• 幼虫飼育用人工飼料に組み込むため。[4]

生物化学的／生理学的作用

ゴシポールは男性用ピルであり、PAFアンタゴニスト/阻害剤です。ゴシポールは綿実に存在する有毒な色素であり、名称はワタの学名Gossypium.に由来します。ゴシポールは、Gossypium hirsutumとGossypium barbadensの2種のワタを交配して精選した交雑種から抽出しています。PAFアンタゴニスト/阻害剤であるゴシポールは、ロイコトリエンB₄、ロイコトリエンD4、PAF-acetherの刺激によるモルモット肺実質切片の収縮を強く阻害します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H360F
• 注意書き: P202 - P264 - P280 - P301 + P312 - P308 + P313 - P405
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Repr. 1B
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges