コンテンツへスキップ
Merck

C1138

Sigma-Aldrich

ι-カラギーナン

commercial grade, Predominantly iota carrageenan

別名:

寒天, アイリッシュモス, ゼラチン, 植物性

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

CAS番号:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352201
NACRES:
NA.25

由来生物

algae (Eucheuma spinosum)

グレード

commercial grade

形状

powder

beige

有効pH範囲

8.0 - 10.5

溶解性

water: soluble ~5 g/L

保管温度

room temp

InChI

1S/C24H38O31S4/c25-1-5-12(52-56(31,32)33)9(27)10(28)22(46-5)49-14-8-4-44-18(14)20(55-59(40,41)42)24(48-8)51-16-11(29)23(47-6(2-26)15(16)53-57(34,35)36)50-13-7-3-43-17(13)19(21(30)45-7)54-58(37,38)39/h5-30H,1-4H2,(H,31,32,33)(H,34,35,36)(H,37,38,39)(H,40,41,42)/p-4/t5-,6-,7-,8-,9-,10-,11-,12+,13+,14+,15+,16-,17+,18+,19-,20-,21+,22+,23+,24-/m1/s1

InChI Key

QIDSWKFAPCTSKL-RRQHLKGPSA-J

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

関連するカテゴリー

詳細

カラギーナンは紅藻の細胞壁由来のムコ多糖類であり、二糖単位当たり1(κ-)、2(ι-)、または3(λ-)個の硫酸塩を有する1,3α-1,4β-ガラクタンから構成される陰イオン性線状ポリマーです。イオン溶液では、κ-およびι-カラギーナンは、それぞれ硬いまたは柔軟なゲルを形成するらせん構造に自己会合します。 λ-カラギーナンはらせんを形成せず、ゲル化しません。カラギーナンは、増粘剤および安定剤として商業的に使用されています。

アプリケーション

カラギーナンは、マクロファージに及ぼす選択的な細胞変性効果に関わると考えられる機序を介して、in vivoおよびin vitroで免疫応答を抑制するために使用されます。ι-、κ-、およびλ-カラギーナンは硫酸化の程度が様々なので、保護活性、抗ウイルス活性および免疫抑制活性の違いについて比較研究される場合があります。
カラギーナンは、マクロファージに及ぼす選択的な細胞変性効果に関わると考えられる機序を介して、in vivoおよびin vitroで免疫応答を抑制するために使用されます。 ι-、κ-、およびλ-カラギーナンは硫酸化の程度が様であり、それに応じて保護活性、抗ウイルス活性および免疫抑制活性も異なるため、相互の比較研究が行われています。 また、ι-カラギーナンは、カラギーナンの生理化学、生物化学、生物学および薬理学的応答に及ぼす影響が硫酸化レベルによってどのように変化するかをを調べるためのツールとして役立ちます。

調製ノート

様々な海草から混ぜ合わせられ、しなやかなゲルを生じます。

その他情報

お客様の研究に適したメルクの広範な多糖類を包括的に理解していただくために、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

C1138-VAR:
C1138-25G:
C1138-500G:
C1138-BULK:
C1138-1KG:
C1138-100G:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Ritsu Nishimura et al.
Journal of medical and dental sciences, 60(1), 1-8 (2013-08-07)
Various gelatinizers, which facilitate oral ingestion, are employed in patients with dysphagia. The purpose of this study was to histologically clarify the influence of various gelatinizers on the lung, using rats. We administered 0.2 ml/kg of 0.1% xanthangam, a 0.25%
Kihyuck Kwak et al.
PloS one, 9(5), e97232-e97232 (2014-05-13)
The licensed human papillomavirus (HPV) vaccines elicit type-restricted immunity but do not target cutaneous HPV types of the beta genus that are associated with non-melanoma skin cancer in immune-compromised patients, and it is unclear if these diverse types share a
Jalles A Batista et al.
Carbohydrate polymers, 99, 59-67 (2013-11-28)
The sulfated polysaccharide (PLS) fraction of Agardhiella ramosissima was characterized by microanalysis, infrared spectroscopy, NMR and gas-liquid-chromatography-mass-spectrometry. The main constituent of PLS was the ι carrageenan. The monosaccharide composition of the PLS showed galactose, 3,6-anhydrogalactose and 6-O-methylgalactose. The PLS (30
Andrew G Hettle et al.
Structure (London, England : 1993), 26(5), 747-758 (2018-04-24)
Sulfatases play a biologically important role by cleaving sulfate groups from molecules. They can be identified on the basis of signature sequences within their primary structures, and the largest family, S1, has predictable features that contribute specifically to the recognition
Valeria Cagno et al.
Antimicrobial agents and chemotherapy, 64(12) (2020-09-30)
Viral infections are among the main causes of death worldwide, and we lack antivirals for the majority of viruses. Heparin-like sulfated or sulfonated compounds have been known for decades for their ability to prevent infection by heparan sulfate proteoglycan (HSPG)-dependent

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)