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Merck

A5316

Sigma-Aldrich

モノクロナール抗β-アクチン マウス宿主抗体

clone AC-74, ascites fluid

別名:

Sigma β-アクチン抗体, β-アクチン抗体, β-アクチン抗体 - マウスモノクローナル抗β-アクチン抗体, β-アクチン抗体Sigma, アクチン抗体Sigma

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41

由来生物

mouse

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

ascites fluid

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

AC-74, monoclonal

分子量

antigen 42 kDa

含みます

15 mM sodium azide

化学種の反応性

rabbit, sheep, cat, guinea pig, bovine, mouse, chicken, wide range, Hirudo medicinalis, canine, Drosophila, carp, pig, rat, human

テクニック

immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable
indirect ELISA: suitable
indirect immunofluorescence: 1:1,000 using cultured human or chicken fibroblasts
western blot: 1:5,000 using cultured human or chicken fibroblast cell extracts

アイソタイプ

IgG2a

UniProtアクセッション番号

アプリケーション

research pathology

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... ACTB(60)
mouse ... Actb(11461)
rat ... Actb(81822)

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詳細

アクチンのβ-アイソフォームのN末端に位置するエピトープを認識します。幅広い組織や種に由来するβ-アクチンを特異的に標識します。本抗体は、ニワトリ砂嚢超薄組織凍結切片の免疫蛍光染色において、濃密体、およびデスミンと膜結合濃密斑によって占有される濃密体に連続して繋がる経線チャンネルを標識化します。本抗体は、成体の心臓または骨格筋(非筋細胞サンプルのコンタミネーションの痕跡がある場合を除き)、あるいは、Dictyostelium discoideumアメーバ中のβ-アクチン発現細胞には反応しません。本抗体によって認識されるエピトープは、ホルマリン固定やパラフィン包埋に抵抗性です。B5、エタノール、メタカン、またはブアン液が、固定化に使用できます。本抗体は、β-アクチンのプローブとして、イムノブロッティングにおける内部標準に使用できます。
アクチンは、すべての細胞タイプにおける細胞骨格および収縮性構造の両方の主成分である、高度に保存されたタンパク質です。細胞および組織の分化の種類や、機能の状態に関連して、その量は異なります。アクチンは、2つの異なる凝集体フォーム、つまり球状または繊維状として存在し、脊椎動物では最低で6つの異なるアイソフォームが存在します。アクチンは、90%以上の配列相同性を示しますが、各アイソフォームは特有のN末端配列を持っています。アイソフォームは、3種のαアクチン(骨格、心臓、平滑)、1種のβアクチン(β-非筋肉)および2種のγアクチン(γ平滑筋およびγ非筋肉)で構成されます。ACTB(アクチンβ)遺伝子は、β-アクチンをコードしています。細胞骨格のハウスキーピングタンパク質です。細胞質内に存在します。ACTB遺伝子は、ヒト染色体7p22.1に位置しています。
モノクローナル抗β-アクチン(マウスIgG2aアイソタイプ)は、マウス骨髄腫細胞と免疫マウスの脾細胞を融合して産出したAC-74ハイブリドーマに由来します。

免疫原

β-アクチンのN末端細胞質領域を若干改変したペプチド′(Ac-Asp-Asp-Asp-Ile-Ala-Ala-Leu-Val-Ile-Asp-Asn-Gly-Ser-Gly-Lys)のKLH結合体

アプリケーション

マウスモノクローナル抗β-アクチン抗体は、ウェスタンブロット解析に使用されています。また本抗体は、培養ヒトまたはニワトリ線維芽細胞を使用した免疫組織染色、間接免疫蛍光(1:1,000)、および間接ELISAにも使用できます。
モノクローナルマウス抗-アクチン抗体は、ラット脊髄後根神経節共培養から免疫沈降したタンパク質の、ウェスタンブロット解析におけるローディングコントロールとして使用されています。
マウスモノクローナル抗β-アクチン抗体は、ウエスタンブロット解析に使用されています。また本抗体は、培養ヒトまたはニワトリ線維芽細胞を使用した免疫組織化学、間接免疫蛍光(1:1,000)、および間接ELISAにも使用できます。
一次抗体としてモノクローナル抗-アクチン抗体を使用した、MDCK細胞ライセートのウェスタンブロット解析が行われています。
モノクローナル抗β-アクチン抗体は、ウエスタンブロッティング:に使用されています。
モノクローナルマウス抗-アクチン抗体は、ラット脊髄後根神経節共培養から免疫沈降したタンパク質の、ウェスタンブロット解析におけるローディングコントロールとして使用されました。
一次抗体としてモノクローナル抗-アクチン抗体を使用した、MDCK細胞ライセートのウェスタンブロット解析が行われています。

生物化学的/生理学的作用

細胞の運動性に関与している2つの主な細胞骨格タンパク質は、アクチンとミオシンです。アクチンとミオシンは、多くの種類の細胞の成分であり、運動、分泌、細胞質流動、ファゴサイトーシス、および細胞質分裂を含めた、無数の細胞プロセスに関与しています。ββ-アクチン(ACTB)は、細胞増殖、細胞遊走、およびG-アクチンプールを調節します。ACTBにおける変異は、多面的な発達障害を引き起こします。本抗体は、アクチンのβ-アイソフォームのN末端に位置するエピトープを認識します。さまざまな組織や種のβ-アクチンを特異的に標識します。本抗体は、ニワトリ砂嚢超薄組織凍結切片の免疫蛍光染色において、濃密体、およびデスミンと膜結合濃密斑によって占有される濃密体に連続して繋がる経線チャンネルを標識化します。本抗体は、成体の心臓または骨格筋(非筋細胞サンプルのコンタミネーションの痕跡がある場合を除き)、あるいは、Dictyostelium discoideumアメーバ中のβ-アクチン発現細胞には反応しません。本抗体によって認識されるエピトープは、ホルマリン固定やパラフィン包埋に抵抗性です。B5、メタカン、エタノール、またはブアン固定液も固定化に使用されることがあります。′本抗体は、免疫ブロッティングの内部コントロールであるβ-アクチンのプローブとして使用できます。

物理的形状

本製品は、保存料として0.1%のアジ化ナトリウムを含む腹水として提供されます。

保管および安定性

継続して使用する場合は、2~8°Cで保存し、1ヶ月まで使用できます。長期保存する場合は、溶液を小分けして冷凍してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。自動霜取り装置のついたフリーザーでの保管はお勧めしません。長期保存によって僅かに濁りが生じた場合は、使用前に遠心分離し、溶液を透明にしてください。

免責事項

弊社カタログまたは製品に付随する他社の文書内に別途記述のある場合を除き、弊社の製品は研究のみでの使用を意図したものであり、無許可での市販、in vitro診断、ex vivoまたはin vivoでの治療、あるいは、ヒトまたは動物に対するすべての種類の消費またはアプリケーションを含む、他のいかなる目的にも使用できません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

nwg

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

A5316-.5ML:
A5316-100UL:
A5316-.2ML:
A5316-BULK:
A5316-VAR:


試験成績書(COA)

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