A4669

アシクログアノシン

≥99% (HPLC), powder

• 別名: 9-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]グアニン, アシクロビル
• 実験式（ヒル表記法）: C₈H₁₁N₅O₃
• CAS番号: 59277-89-3
• 分子量: 225.20
• EC Number: 261-685-1
• MDL番号: MFCD00057880
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278078
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥99% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white
• 溶解性: H₂O: 0.7 mg/mL; 1 M HCl: 50 mg/mL; DMSO: 7 mg/mL
• &ε; （減衰係数）: 11.8 at 256 nm at 1 mM
• 抗生物質活性スペクトル: viruses
• 作用機序: DNA synthesis | interferes
• オーガナイザー: GlaxoSmithKline
• SMILES記法: NC1=Nc2c(ncn2COCCO)C(=O)N1
• InChI: 1S/C8H11N5O3/c9-8-11-6-5(7(15)12-8)10-3-13(6)4-16-2-1-14/h3,14H,1-2,4H2,(H3,9,11,12,15)
• InChI Key: MKUXAQIIEYXACX-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... HV1S(3365) , NP(4860)

詳細

詳細

アシクログアノシンまたはアシクロビルはグアノシン類似体です。[1]

アプリケーション

アシクログアノシンは、1型単純ヘルペスウイルスの阻害剤として、以下の用途に使用されています：

• Vero細胞を用いた細胞毒性アッセイにおけるマッシュルーム抽出物の抗ウイルス活性を比較するための陽性対照として機能させるため[2]
• 感染試験において、ヒト後根神経節由来神経（HD10.6）細胞を用いた電位型ナトリウムチャネル（VGSC）に対する作用を検討するため[3]
• ヒト包皮線維芽細胞におけるインターフェロン刺激遺伝子（ISG）発現誘導（Mx1およびISG15）に対する作用を検討するため[4]

生物化学的／生理学的作用

アシクログアノシンは、抗ウイルス剤であり、単純ヘルペスウイルスのチミジンキナーゼ（HSV-TK）によりアシクログアノシン三リン酸へ変換されます。ウイルスDNAポリメラーゼを競合的に阻害します。[1]サイトメガロウイルスおよびエプスタイン-バーウイルスに対する効果は低いです。[5]アシクログアノシンは、単純ヘルペスウイルスの潜伏感染の研究に使用されています。[5]ヒト免疫不全ウイルス1（HIV-1）にも作用すると考えられます。[6]

特徴および利点

本化合物は、グラクソ・スミスクラインにより開発されました。製薬会社が開発したその他の化合物と承認医薬品および医薬品候補のリストをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

本化合物は、ADME毒性研究の注目製品です。こちらをクリックすると注目のADME毒性製品をご覧いただけます。他の研究分野用の生理活性小分子についてさらに詳しくお知りになりたいときはsigma.com/discover-bsmをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)