A0169

アガロース

Type I-A, low EEO

• 別名: 3,6-Anhydro-α-L-galacto-β-D-galactan, Agarose LE
• CAS番号: 9012-36-6
• EC Number: 232-731-8
• MDL番号: MFCD00081294
• UNSPSCコード: 41105317
• PubChem Substance ID: 24890407
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• タイプ: Type I-A
• 形状: powder
• 不純物: ≤7% water
• 灰: ≤0.5%
• 濁度: ≤4 NTU (1.5% gel)
• EEO: 0.09-0.13
• mp: 86.5-89.5 °C
• 転移温度: gel point 36 °C ±1.5 °C (1.5% gel)
• ゲル強度: ≥1200 g/cm² (1% gel)
• 微量陰イオン: sulfate (SO₄^2-): ≤0.20%
• InChI: 1S/C24H38O19/c25-1-5-9(27)11(29)12(30)22(38-5)41-17-8-4-36-20(17)15(33)24(40-8)43-18-10(28)6(2-26)39-23(14(18)32)42-16-7-3-35-19(16)13(31)21(34)37-7/h5-34H,1-4H2/t5-,6-,7+,8+,9+,10+,11+,12-,13+,14-,15+,16-,17-,18+,19+,20+,21-,22+,23+,24+/m1/s1
• InChI Key: MJQHZNBUODTQTK-WKGBVCLCSA-N

詳細

詳細

アガロースは天然高分子であり、海藻から得られます。この中性の直鎖状多糖類は、d-ガラクトースおよび3,6-アンヒドロ-1-ガラクトースで構成されています。これらは、グリコシド結合により交互に接続されています。アガロースは、ゲル電気泳動およびゲルクロマトグラフィーにおいて大いに重要です。

アプリケーション

アガロースは以下の用途に使用されています：

• 細胞材料を包埋する腫瘍組織標本における成分
• 量子ドット分析のサンプル調製
• 培地固化が単離された胚珠の培養に及ぼす影響を研究するためのアガロース固化培地の調製

生物化学的／生理学的作用

アガロースは、生体適合性、機械的強度、低温でのゲル化能などの特性のため、バイオインクとして使用されています。

アナリシスノート

以下は、アガロースに関する特性のリストです：
硫酸塩含量 - 硫酸塩は存在する主要なイオン基であるため、純度の指標として使用されます。
ゲル強度 - ゲルを破壊するためにゲルに加えなければならない力。
ゲル化点 - アガロース水溶液が冷えてゲルが生成する温度。アガロース溶液は、液体からゲルへの転移時にヒステリシスを示します。すなわち、それらのゲル化点は融解温度と同じではありません。
電気浸透（EEO）- ゲルの中を通り抜ける液体の動き。アガロースゲルのアニオン基はマトリックスに固定されて動けませんが、解離できるカウンターカチオンはマトリックスのカソードに向かって移動するため、EEOが起こります。通常、生体高分子の電気泳動の動きはアノードに向かうため、EEOは内部対流のために分離を乱す場合があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)