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グリシン

≥98.5%, ACS reagent for peptide synthesis

• 別名: アミノエタン酸, アミノ酢酸, グリココール
• 化学式: NH₂CH₂COOH
• CAS番号: 56-40-6
• 分子量: 75.07
• Beilstein: 635782
• EC Number: 200-272-2
• MDL番号: MFCD00008131
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32160406
• PubChem Substance ID: 24865701
• NACRES: NA.21

特性

• 製品名: グリシン, ACS reagent, ≥98.5%
• グレード: ACS reagent
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98.5%
• フォーム: powder, crystals or granules
• 不純物: H₂SO₄, passes test (darkened); Hydrolyzable subsances, passes test
• 強熱残分: ≤0.1%
• 色: white
• pKa (25 °C): (1) 2.35, (2) 9.60; 2.35
• mp: 240 °C (dec.) (lit.)
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤0.005%; sulfate (SO₄^2-): ≤0.005%
• 微量陽イオン: NH₄⁺: ≤0.005%; heavy metals: ≤0.002% (by ICP)
• アプリケーション: peptide synthesis
• 官能基: amine; carboxylic acid
• SMILES記法: NCC(O)=O
• InChI: 1S/C2H5NO2/c3-1-2(4)5/h1,3H2,(H,4,5)
• InChI Key: DHMQDGOQFOQNFH-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: rat ... Grin2a(24409)

詳細

詳細

グリシンは最も単純なアミノ酸の構成単位です。

アプリケーション

内向きNMDA（N-メチル-D-アスパラギン酸）電流を測定するために全細胞パッチクランプ記録に、グリシンが使用されています[1]。また、これは新しい音響噴霧プラットフォームを実証するために、結晶構造解析におけるモデル有機系としても使用されています。[2]

生物化学的／生理学的作用

グリシンは非必須アミノ酸です[3]。細胞膜を通るカルシウムの流入は、グリシンゲート開閉チャンネルにより媒介されます。グリシンは、ポルフィリン、プリンおよびセリンの合成に関与しています。また、これはNMDA（N-メチル-D-アスパラギン酸）受容体への結合において、グルタミン酸の競合的アゴニストとしても働きます[4]。急速に増殖するがん細胞では、アミノ酸需要の増加により、グリシン合成が増加する可能性があります。[3]

脊髄における抑制性神経伝達物質であり、NMDAレセプターのアロステリック調節因子です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)