BCIPP-RO

BCIP

99% (HPLC), powder, solubility: in DMF, soluble

• 別名: 5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリルリン酸 p-トルイジン塩, BCIP^® p-トルイジン塩, X-リン酸 p-トルイジン塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₈H₆BrClNO₄P · C₇H₉N
• CAS番号: 6578-06-9
• 分子量: 433.62
• MDL番号: MFCD00040636
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 329774194

特性

• 詳細: 5-bromo-4-chloro-3-indolyl-phosphate, 4-toluidine salt
• 品質水準: 100
• アッセイ: 99% (HPLC)
• 形状: powder
• 分子量: M_r 326.44 (BCIP); M_r 433.6 (BCIP toluidine salt)
• 包装: pkg of 1 g (11585002001); pkg of 250 mg (10760994001)
• メーカー／製品名: Roche
• 溶解性: DMF: soluble
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Cc1ccc(N)cc1.OP(O)(=O)Oc2c[nH]c3ccc(Br)c(Cl)c23
• InChI: 1S/C8H6BrClNO4P.C7H9N/c9-4-1-2-5-7(8(4)10)6(3-11-5)15-16(12,13)14;1-6-2-4-7(8)5-3-6/h1-3,11H,(H2,12,13,14);2-5H,8H2,1H3
• InChI Key: QEIFSLUFHRCVQL-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

BCIPは、アルカリホスファターゼの基質として働きます。反応生成物は青色を呈し、水に溶けません。その青色は目視で検出できます。

アプリケーション

アルカリホスファタ-ゼ標識分子の発色検出用として、リン酸 5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル(BCIP)とニトロブル-テトラゾリウム(NBT)の2種類をご用意しています。BCIP/NBT基質は用途が広く、ノ-ザンブロッティング, サザンブロッティング, ウエスタンブロッティングやin situハイブリダイゼ-ション, 免疫組織化学的検査など様々な目的に使用することができます。
BCIPには2種類の塩があり、二ナトリウム塩は水に、p-トルイジン塩はジメチルホルムアミドに溶解します。これらの塩は、NBTと反応バッファ-と組み合わせてアルカリホスファタ-ゼ検出用基質溶液を作成するための、ストック溶液の調製に用いられます。本基質をアルカリホスファタ-ゼとインキュベ-ションすると、容易に目視できる紫色の不溶性のNBTジホルマザンが生成されます。さらに使いやすいように、溶解しやすいタブレットやそのままお使いいただける溶液等のBCIP/NBT混合物もご用意しています。

品質

性能試験：APとインキュベーション

基質

アルカリホスファタ-ゼ検出用の組織化学的基質です。

アナリシスノート

吸収：可視光の吸収極大は測定されていません。

その他情報

ライフサイエンス研究専用です。診断にはご使用になれません。

法的情報

BCIP is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H312 - H315 - H319 - H335
• 注意書き: P261 - P264 - P280 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 136.4 °F
• 引火点(℃): 58 °C