コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(1)

資料

安全性情報

MABN389

Sigma-Aldrich

抗a-シヌクレイン凝集体抗体、クローン5G4

clone 5G4, from mouse, purified by affinity chromatography

別名:

Aggregated a-synuclein, Alpha-synuclein, Non-A beta component of AD amyloid, Non-A4 component of amyloid precursor, NACP

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

mouse

品質水準

抗体製品の状態

affinity purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

5G4, monoclonal

精製方法

affinity chromatography

化学種の反応性

human

テクニック

ELISA: suitable
immunohistochemistry: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG1κ

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... SNCA(6622)

詳細

α-シヌクレイン(ADアミロイドの非Aβコンポーネントまたはアミロイドの非A4コンポーネント、またはNACPとしても知られ、遺伝子SNCA/NACP/PARK1によりコードされている)は、元々はアルツハイマーの脳組織から分離したアミロイドが豊富な画分において、非Aβコンポーネントタンパク質(NACP)として特定されたタンパク質です。α-シヌクレインは、神経組織および非神経組織でも発現します。ニューロンにおいては、α-シヌクレインは、特定の脳領域の核、シナプス前末端、およびミトコンドリアに局在します。α-シヌクレインは、シナプトブレビン-2タンパク質や膜リン脂質を含むさまざまなタンパク質と化合物を結合させる分子シャペロンであり、ニューロン内の小胞輸送と膜輸送に関与します。天然の非変異型α-シヌクレインは、自己タンパク質分解活性を示し、安定したαらせん四量体を自然に形成します。ただし、変異型α-シヌクレインは、ニューロンの内部で凝集してレビー小体などの不溶性の病的な複合体を形成する可能性があります。レビー小体にはユビキチンも含まれるため、レビー小体はα-シヌクレインに関してプロテアソーム機能が妨げられている証拠を示すものと考えれますが、研究はまだ継続中です。
Pepscanエピトープマッピング実験によれば、5G4のエピトープは水溶液中の全長a-シヌクレインの中に隠れて見えることが示されています。この結果は、分子の特定の構造によるものである可能性があります。そのため、bシートの構築などの構造変化が生じると、生物学的サンプルにおいて5G4の結合構造へのアクセスが可能になります。
この抗体は、カタログ番号:MABN633、抗a-シヌクレイン、クローン10D2と組み合わせたサンドイッチELISAとして使用できます。

免疫原

ヒトa-シヌクレイン凝集体に相当するKLH結合直鎖ペプチド。

アプリケーション

この抗a-シヌクレイン凝集体抗体、クローン5G4は、a-シヌクレイン凝集体の検出において、ウェスタンブロッティング、IHC、ELISAでの使用が検証されています。
ウェスタンブロッティング:2 µg/mLで使用、ヒト脳組織ライセート中のa-シヌクレイン凝集体を検出できます。

ELISA:この抗体は、独立した研究所において、サンドイッチ ELISA中のa-シヌクレイン凝集体を、カタログ番号:MABN633、抗a-シヌクレイン、クローン5G4により検出しました(Kovacs, G. G., et al. (2012). Acta Neuropathol.123(1):37-50.)。
研究のカテゴリ
神経科学
研究のサブカテゴリ
神経変性疾患

品質

パーキンソン病患者由来の脳組織の免疫組織染色により評価されています。

免疫組織染色:この抗体は、パーキンソン病患者由来の脳組織でa-シヌクレイン凝集体を検出できます。

ターゲットの説明

実測値:約15 kDa。一部の細胞ライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。

物理的形状

アフィニティー精製
精製マウスモノクローナルIgG1κ抗体、PBS緩衝液に溶解(保存剤無添加)。

保管および安定性

-20°Cで受領日から1年間安定です。
取扱い推奨事項:25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。微小遠心管に分注してから、-20°Cで保存してください。凍結融解を繰り返さないでください。IgGに損傷を与える、または製品性能に影響を及ぼすおそれがあります。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

Not finding the right product?  

Try our 製品選択ツール.

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

MABN389:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Tomasz Brudek et al.
Journal of neurochemistry, 136(1), 172-185 (2015-10-16)
Together with Parkinson's disease (PD) and dementia with Lewy bodies, multiple system atrophy (MSA) is a member of a diverse group of neurodegenerative disorders termed α-synucleinopathies. Previously, it has been shown that α-synuclein, parkin, and synphilin-1 display disease-specific transcription patterns
Leping Sun et al.
Brain and behavior, 9(8), e01352-e01352 (2019-07-10)
Chaperone-mediated autophagy (CMA) is an autophagy-lysosome pathway (ALP) that is different from the other two lysosomal pathways, namely, macroautophagy and microautophagy, and can selectively degrade cytosolic proteins in lysosomes without vesicle formation. CMA activity declines in neurodegenerative diseases such as
Julia Marschallinger et al.
Neurotherapeutics : the journal of the American Society for Experimental NeuroTherapeutics, 17(3), 1061-1074 (2020-02-20)
Dementia with Lewy bodies (DLB) represents a huge medical need as it accounts for up to 30% of all dementia cases, and there is no cure available. The underyling spectrum of pathology is complex and creates a challenge for targeted
Dalila G Ordonez et al.
Neuron, 97(1), 108-124 (2017-12-19)
Genetics and neuropathology strongly link α-synuclein aggregation and neurotoxicity to the pathogenesis of Parkinson's disease and related α-synucleinopathies. Here we describe a new Drosophila model of α-synucleinopathy based on widespread expression of wild-type human α-synuclein, which shows robust neurodegeneration, early-onset
Rizwanul Haque et al.
Oncotarget, 11(6), 634-649 (2020-02-29)
Insulin-signalling is an important pathway in multiple cellular functions and organismal ageing across the taxa. A strong association of insulin-signalling with Parkinson's disease (PD) has been proposed but the exact nature of molecular events and genetic associations are yet to

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)