MABE50

抗リン酸化エピトープSRタンパク質抗体、クローン1H4

clone 1H4, from mouse

• 別名: Ser-Arg-rich proteins
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: 1H4, monoclonal
• 化学種の反応性: rat
• 化学種の反応性（ホモロジーによる予測）: human (based on 100% sequence homology), mouse (based on 100% sequence homology)
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG1κ
• 輸送温度: wet ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified

詳細

詳細

Ser-Arg-rich（SR）タンパク質は、機能的および構造的に保存されたリン酸化タンパク質のファミリーを構成しており、選択的かつ構成的なpre-mRNAスプライシングに必要な構成要素です。SRタンパク質の特徴は、重要な2つのドメインで構成されるモジュール構成であることです。2つのドメインは、N末端RNA認識モチーフ（RRM）（DNA結合特異性の決定に役立つ）と、アルギニンとセリンが多いC末端のRSドメイン（SRタンパク質の往復および局在化ディレクターおよびスプライシング活性化ドメインとして機能する）から成ります。これらは、スプライス部位の同定と専有および選択的スプライシング制御の操作を含む、pre-mRNAスプライシングおよびスプライソソーム構築のさまざまな段階に関与しています。

免疫原

アフリカツメガエルSRタンパク質を含む精製卵母細胞核。

アプリケーション

免疫細胞染色：独立したラボが代表的なロットをICで使用しました（Fukuhara, T., et al. (2006)）。

免疫沈降：独立したラボが代表的なロットをIPで使用しました（Buratti, E., et al. (2007)）。

抗リン酸化エピトープSRタンパク質抗体、クローン1H4（マウスモノクローナル抗体）を用いた、Ser-Arg-richタンパク質としても知られるリン酸化エピトープSRタンパク質の検出は、WB、ICC、IPで検証されています。

研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子

研究サブカテゴリー
RNA代謝およびタンパク質結合

品質

L6プラスインスリン細胞ライセートでウェスタンブロッティングにより評価。

ウェスタンブロッティング：0.025 µg/mLで使用、10 µgのL6プラスインスリン細胞ライセートのSRタンパク質を検出できます。

ターゲットの説明

約75、55、40、30および20 kDa、実測。
この抗体は、75、55、40、30、20 kDaのタンパク質から成るSRタンパク質のファミリーを認識します。

物理的形状

フォーマット：精製

精製プロテインG

精製マウスモノクローナルIgG1κ抗体、150 mM塩化ナトリウムと0.05%アジ化ナトリウムを含有する0.1 Mトリス-グリシンバッファー（pH 7.4）に溶解。

保管および安定性

2～8°Cで受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

コントロール
L6プラスインスリン細胞ライセート

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable