T5516

3,3′,5-トリヨード-L-チロニン ナトリウム塩

γ-irradiated, powder, suitable for, suitable for cell culture

• 別名: O-(4-ヒドロキシ-3-ヨードフェニル)-3,5-ジヨード-L-チロシン ナトリウム塩, T₃, リオチロニン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₁₁I₃NNaO₄
• CAS番号: 55-06-1
• 分子量: 672.96
• Beilstein: 8179867
• EC Number: 200-223-5
• MDL番号: MFCD00002594
• UNSPSCコード: 12352207
• PubChem Substance ID: 24900290
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• 品質水準: 200
• 無菌性: γ-irradiated
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• 形状: powder
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 適合性: suitable for
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na+].N[C@@H](Cc1cc(I)c(Oc2ccc(O)c(I)c2)c(I)c1)C([O-])=O
• InChI: 1S/C15H12I3NO4.Na/c16-9-6-8(1-2-13(9)20)23-14-10(17)3-7(4-11(14)18)5-12(19)15(21)22;/h1-4,6,12,20H,5,19H2,(H,21,22);/q;+1/p-1/t12-;/m0./s1
• InChI Key: SBXXSUDPJJJJLC-YDALLXLXSA-M
• 遺伝子情報: human ... THRA(7067) , THRB(7068) ; rat ... Thra(81812) , Thrb(24831)

詳細

詳細

3,3′,5-トリヨード-L′-チロニン（T3）は甲状腺が産生する内分泌ホルモンで、細胞レベルで活性を有する甲状腺ホルモンとみなされます。チロキシン（T4）はT3の前駆体であり、甲状腺外組織で生成されます。

アプリケーション

3,3′,5-トリヨード-L-チロニンナトリウム塩は、次の用途で使用されています。

• 結腸器官培養培地のサプリメントとして。
• MBL合成に対するホルモンの影響を分析する目的で、HuH-7細胞を刺激するため。
• 「未変化」成長因子（GH）遺伝子の存在下で、また通常の下垂体細胞条件で、ヒトGHとマウスGHの発現に対するその作用を比較研究するため。′′′′

生物化学的／生理学的作用

3,3′,5′-トリヨード-L-チロニン（T3）は、タンパク質合成速度を高め、コレステロールの分解を促進し、胚を発生させる甲状腺ホルモンです。細胞培養物内では、T3は細胞分化およびタンパク質発現を調節します。クロマチン中におけるT3と非ヒストンタンパク質との相互作用により、甲状腺ホルモンが活性化されます。甲状腺ホルモンは組織の分化および発生を調節し、多くの代謝プロセスに影響します。甲状腺機能低下症では循環T3ホルモンの濃度が低下します。

物理的形状

粉末-0°C保存。ストック溶液は分注して凍結保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。溶液は 2～-8°Cで 30日間安定です。

調製ノート

3,3′,5-トリヨード-L-チロニンナトリウム塩の内容量に基づくパッケージサイズ。バイアルには、塩化ナトリウムなどの不活性塩も含まれる場合があります

再構成

20 μg/mLのストック溶液を調製するには、1 N NaOH 1 mLを添加し、穏和に撹拌して溶解させ、滅菌培地49 mLを加えます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)