T5425

トランスフォーミング増殖因子-β3 ヒト

TGF-β3, recombinant, expressed in baculovirus infected Sf21 cells, powder, suitable for cell culture

• 別名: hTGF-β3, TGF-β3
• MDL番号: MFCD00213054
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: human
• 品質水準: 100
• リコンビナント: expressed in baculovirus infected Sf21 cells
• アッセイ: ≥97% (SDS-PAGE)
• 形状: powder
• 有効性: 0.01-0.09 ng/mL ED₅₀/EC₅₀
• 品質: endotoxin tested
• 分子量: predicted mol wt ~25 kDa
• 包装: pkg of 2 μg
• 保管条件: avoid repeated freeze/thaw cycles
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.01 EU/μg
• UniProtアクセッション番号: P10600
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... TGFB3(7043)

詳細

詳細

TGFβ3（トランスフォーミング増殖因子β3）遺伝子はヒト染色体14q24.3にマッピングされます。

アプリケーション

ヒトトランスフォーミング増殖因子β3は、腱骨付着部治癒および軟骨分化におけるTGF-β3の役割を研究するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

TGF-β（トランスフォーミング増殖因子-β3）アイソフォームは、炎症反応の誘導に大きく関与します。血管性疾患、創傷治癒および静脈うっ滞性下腿潰瘍における改善効果と関連しています。TGF-β3は、TGF-β1に対し拮抗作用を示し、コラーゲンtype I沈着および線維芽細胞分化の度合を低減させます。結果として、TGF-β3は筋線維芽細胞形成の阻害により潰瘍の慢性化をもたらす可能性があります。TGF-βは、腫瘍形成および進行において重要です。TGF-β3発現増加ががんおよび脂肪組織線維症で認められます。TGF-β3は組織再生と無傷性組織修復に不可欠です。

TGF-β3は、TGF-β1やTGF-β2と比べて天然での発現は少ないですが、ｍRNAが最も多量に発現しているのはニワトリ胚です。また、ヒト臍帯、ヒトおよび齧歯類由来の多様な間葉細胞、一部のヒト癌細胞にも発現しています。

物理的形状

凍結乾燥品(35%アセトニトリル、0.1%トリフルオロ酢酸溶液、サイトカイン1 μgあたりBSA 50 μg含有、0.2 μmフィルター滅菌済み)。

アナリシスノート

生物活性は、マウスHT-2細胞に対するIL-4依存性の増殖阻害活性として測定しました。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)