T4038

トリス-酢酸-EDTAバッファー

BioReagent, DNase and RNase, none detected, suitable for electrophoresis, 10× concentrate

• 別名: TAEバッファー
• MDL番号: MFCD00236357
• UNSPSCコード: 41105319
• PubChem Substance ID: 329826782
• NACRES: NA.25

特性

• 製品種目: BioReagent
• 形状: powder blend
• 濃度: 8.5-10.5 ×
• 不純物: DNase and RNase, none detected
• pH: 8.1-8.5
• 溶解性: water: 64.2 g/L, clear, colorless
• 適合性: suitable for electrophoresis; suitable for gel electrophoresis (after dilution to working concentration)
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing
• SMILES記法: CC(O)=O.NC(CO)(CO)CO.OC(=O)CN(CCN(CC(O)=O)CC(O)=O)CC(O)=O
• InChI: 1S/C10H16N2O8.C4H11NO3.C2H4O2/c13-7(14)3-11(4-8(15)16)1-2-12(5-9(17)18)6-10(19)20;5-4(1-6,2-7)3-8;1-2(3)4/h1-6H2,(H,13,14)(H,15,16)(H,17,18)(H,19,20);6-8H,1-3,5H2;1H3,(H,3,4)
• InChI Key: HGEVZDLYZYVYHD-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

TAE泳動用バッファーはDNAのアガロースゲル電気泳動で最も広く用いられているバッファーですが、非変性RNAのアガロースゲル電気泳動でも使用されています。二本鎖DNAはTAEバッファー中で、他のバッファー中よりも速く泳動される傾向にありますが、長時間の電気泳動ではその緩衝能が低下する可能性があります。電気泳動を長時間にわたって行なう場合、バッファーを循環させるか交換することにより、低下した緩衝能を回復させることができます。TAEバッファー濃縮液を希釈すると、40 mM Tris酢酸、1 mMエチレンジアミン四酢酸(EDTA、pH 8.3)を含有する1XTAEバッファーが得られます。1XTAEバッファーは、アガロースゲル中のバッファーとして、また泳動バッファーとしても使用できます。分離能を最大限に高めるため、電圧は5 V/cm未満(長さはユニットの電極間の距離)としてください。

使用濃度まで希釈して、そのままゲル電気泳動用に使用できます。

包装

パウチ入り。

調製ノート

バイオテクノロジー性能試験済みのTrizma base(製品番号T6066)および分子生物学研究用EDTA二ナトリウム塩(E5134)と混合して調製されています。溶液には酢酸(A6283)も含まれています。粉末混合物にはTrizma酢酸塩(T1258)が含まれています。

再構成

記載された量の水に溶解させると、10倍濃縮バッファ-(0.4 M Tris-acetate, 10 mM EDTA、pH 8.3)が得られます。適当な容器をご用意ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H373
• 注意書き: P260 - P314 - P501
• 危険有害性の分類: STOT RE 2 Inhalation
• ターゲットの組織: Respiratory Tract
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves