コンテンツへスキップ
Merck

T2036

Sigma-Aldrich

アポトランスフェリン ヒト

powder, BioReagent, suitable for cell culture, ≥98% (agarose gel electrophoresis)

別名:

シデロフィリン, ヒトトランスフェリン

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

CAS番号:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.75

製品種目

BioReagent

アッセイ

≥98% (agarose gel electrophoresis)

形状

powder

分子量

76-81 kDa

濃度

~25 mM

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

HIV and HBsAg, source material tested negative
endotoxin, tested

溶解性

H2O: 50 mg/mL

微量陽イオン

Fe: ≤0.005%

UniProtアクセッション番号

輸送温度

ambient

保管温度

−20°C

遺伝子情報

human ... TF(7018)

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

詳細

トランスフェリンは、大部分が肝臓で合成されており、血清中に大量に存在する糖タンパク質です。トランスフェリンスーパーファミリーのメンバーは、ほぼ同じポリペプチドフォールディングパターンです。トランスフェリンは、N-末端とC-末端に鉄結合の相同ドメインを持ちます。これらの各ドメインは、2つのサブドメインに分けられ、サブドメイン間の間隙に鉄やアニオンの結合部位を持ちます。結合間隙は、鉄の放出と鉄の結合で開いたり閉じたりします。アポトランスフェリンは鉄フリーのタンパク質で、トランスフェリンがその受容体から離れると生じます。この製品は、鉄を補充したり、培地中に存在する遊離鉄と結合させるために使用したりできます。

アプリケーション

ヒト由来アポトランスフェリンは、次の用途で使用されています:
  • ヒト初代膵臓内皮細胞Het1As(非腫瘍性食道細胞)および不死化ヒト結腸上皮細胞(HCEC-1CT)の培養
  • α マウス肝臓12(AML-12)(成熟肝細胞)細胞の培養
  • 結晶構造解析前の精製のためのヒトアポトランスフェリンの供給源として

生物化学的/生理学的作用

トランスフェリンは、吸収部位や貯蔵部位から組織細胞への鉄の運搬に関与しています。生体液中の鉄レベルを維持します。トランスフェリンのレベルは、総鉄結合能(TIBC)を示している可能性があります。トランスフェリンは、骨髄中のRBC内のヘモグロビンへ取り込む必要のある鉄を供給します。鉄欠乏は、トランスフェリンレベルの上昇を引き起こします。妊娠やエストロゲン投与もトランスフェリンレベルを上昇させます。慢性肝疾患、腎不全、栄養失調、タンパク質喪失性腸症は、トランスフェリン合成を低下させます。

その他情報

非ヘム鉄輸送タンパク質

免責事項

研究用途に限ります。本製品は、輸出入活動を含めて、科学的な目的で使用することを意図した場合、フランスにおいて規制されます(フランス公衆衛生法Article L1211-1 paragraph 2)。購入者(すなわちエンドユーザー)は、公衆衛生法Article L1245-5-1 IIの記載に従い、フランス研究省から輸入許可を得る必要があります。本製品を注文することにより、適切な輸入許可を取得していることを確認することになります。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

T2036-500MG:
T2036-VAR:
T2036-5G:
T2036-BULK:
T2036-1G:
T2036-100MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Justin P Curtin et al.
Journal of biological inorganic chemistry : JBIC : a publication of the Society of Biological Inorganic Chemistry, 23(3), 471-480 (2018-04-07)
The presence of ionic titanium in the serum of patients with titanium implants is currently unexplained. This is presumed due to corrosion, and yet the serum titanium concentration measured in patients is far greater than that predicted by its solubility.
Carmen Mirabelli et al.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 118(36) (2021-08-21)
The global spread of the severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2), and the associated disease COVID-19, requires therapeutic interventions that can be rapidly identified and translated to clinical care. Traditional drug discovery methods have a >90% failure rate and
Huifang Lian et al.
Frontiers in medicine, 9, 845129-845129 (2022-04-26)
Fungal keratitis is a sight-threatening corneal infection caused by fungal pathogens, and the pathogenic mechanisms have not been fully elucidated. The aim of this study was to determine whether NOD-like receptor family pyrin domain containing 3 (NLRP3) inflammasome-mediated pyroptosis contributes
Orsolya Dömötör et al.
Journal of biological inorganic chemistry : JBIC : a publication of the Society of Biological Inorganic Chemistry, 27(3), 315-328 (2022-03-05)
Solution speciation and serum protein binding of selected In(III) complexes bearing O,O and O,N donor sets were studied to provide comparative data for In(III) and analogous Ga(III) complexes. Aqueous stability of the In(III) complexes of maltol, deferiprone, 8-hydroxyquinoline (HQ) and
Hiroaki Konishi et al.
Cell death & disease, 11(4), 245-245 (2020-04-19)
RNA regulation mediating RNA-binding proteins (RBPs) have been shown to be related to the maintenance of homeostasis as well as cancer progression. However, the tumor-associated functions as well as the detailed mechanisms underlying the anti-tumor effects of most RBPs have

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)