SRP3177

TNF-α ヒト

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, suitable for cell culture

• 別名: カケクチン, サイトカイン, ネクロシン, 分化誘導因子(DIF), 腫瘍壊死因子
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• 品質水準: 300
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized
• 有効性: ≤0.10 ng/mL ED₅₀
• 分子量: 17.4 kDa
• 包装: pkg of 50 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: ≤1.00 EU/μg endotoxin
• UniProtアクセッション番号: P01375
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... TNF(7124)

詳細

詳細

TNF-α（腫瘍壊死因子α）は、脂肪細胞、活性化単球、マクロファージ、B細胞、T細胞、線維芽細胞など様々な細胞により分泌される多面的炎症性サイトカインです。[1][2] TNFファミリーのリガンドに属し、2つの受容体TNFR1とTNFR2を介したシグナルを伝達します。[3] この遺伝子は、ヒト染色体6p21.3にマッピングされています。[4] 組換えヒトTNF-αは、全長膜貫通タンパク質のC末端細胞外ドメインに対応する可溶性157アミノ酸タンパク質（17.4kDa）です。

アプリケーション

ヒトTNF-α（腫瘍壊死因子α）は、ヒトの腸および肝細胞株における炎症性遺伝子の誘導の陽性対照として使用されています。[4]

生物化学的／生理学的作用

TNF-α（腫瘍壊死因子α）は、多種多様な腫瘍細胞に対して細胞毒性を示し、細菌感染に対する免疫応答を媒介する必須因子です。しかし、それは、腫瘍抑制因子であると同時に腫瘍プロモーターとしても作用できます。[3][2] TNF-αは、敗血症性ショック、自己免疫疾患、関節リウマチ、炎症、アポトーシス、および糖尿病の誘発にも関与しています。[5][6][7][8][9] また、気分障害や不安障害にも関連しています。[10]

シーケンス

VRSSSRTPSD KPVAHVVANP QAEGQLQWLN RRANALLANG VELRDNQLVV PSEGLYLIYS QVLFKGQGCP STHVLLTHTI SRIAVSYQTK VNLLSAIKSP CQRETPEGAE AKPWYEPIYL GGVFQLEKGD RLSAEINRPD YLDFAESGQV YFGIIAL

物理的形状

凍結乾燥品(10 mMリン酸ナトリウム、pH 7.4 + 0.5 mM DTT)。

再構成

再構成前にバイアルを遠心分離することをお勧めします。ストック溶液は、滅菌水で濃度 0.1 mg/mL に再構成して調製できます。ストック溶液は、培養培地を使用してさらに希釈できます。

保管および安定性

本製品は −20°℃ で保存してください。再構成後、2 ～ 8°℃ で最大 1 か月間保存できます。それ以上保管するには、作業用アリコート中で凍結します。凍結と解凍を繰り返すことは推奨されません。霜取り不要の冷凍庫に保管しないでください。

安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable