SMB00376

CDDOメチルエステル

≥98% (HPLC)

• 別名: 2-シアノ-3,12-ジオキソ-オレアナ-1,9(11)-ジエン-28-オイック酸メチルエステル, CDDO-Me, バルドキソロンメチル
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₂H₄₃NO₄
• CAS番号: 218600-53-4
• 分子量: 505.69
• MDL番号: MFCD11983137
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 329824977
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC1(C)CC[C@]2(C(OC)=O)CC[C@@]([C@@]3([H])[C@]2([H])C1)(C)[C@]4(C)CC[C@@]5([H])C(C)(C)C(C(C#N)=C[C@]5(C)C4=CC3=O)=O
• InChI: 1S/C32H43NO4/c1-27(2)11-13-32(26(36)37-8)14-12-31(7)24(20(32)17-27)21(34)15-23-29(5)16-19(18-33)25(35)28(3,4)22(29)9-10-30(23,31)6/h15-16,20,22,24H,9-14,17H2,1-8H3/t20-,22-,24-,29-,30+,31+,32-/m0/s1
• InChI Key: WPTTVJLTNAWYAO-KPOXMGGZSA-N
• 遺伝子情報: human ... IKBKB(3551) , KEAP1(9817) , NFE2L2(4780) , PPARG(5468)

詳細

詳細

CDDO-Meは、抗炎症、抗腫瘍、及び細胞保護的な特性を有する合成トリテルペノイド化合物です。[1]天然物のオレアノール酸から生じます。[2]

アプリケーション

CDDOメチルエステルは、肝虚血再灌流障害（IRI）における肝細胞膜トランスポーター（HMT）制御及び胆汁うっ滞の緩和に対する影響を試験するために使用されています。[3]メラノーマ細胞の細胞死の予防における役割を検討するため、NF E2関連因子2（NRF2）の活性化因子として使用されています。[4]

生物化学的／生理学的作用

CDDO-Meは、インターロイキン-6（IL-6）、IL-10、及びIL-12などの炎症性メディエーターを阻害します。TNF及び化学療法薬によって誘発されるアポトーシスを増大します。[5]CDDO-Meは、内因性のミトコンドリア依存性アポトーシス経路を誘発することで、骨肉腫細胞における抗増殖活性を呈し、化学療法薬の有効性を向上させます。進行性及び致命的な前立腺癌に対する補助療法として使用することができます。[5]

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable