O4126

オキサロ酢酸

≥97% (HPLC)

• 別名: 2-オキソコハク酸, オキサル酢酸, オキソブタン二酸, ケトコハク酸
• 化学式: HOOCCH₂COCOOH
• CAS番号: 328-42-7
• 分子量: 132.07
• Beilstein: 1705475
• EC Number: 206-329-8
• MDL番号: MFCD00002592
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 24897993
• NACRES: NA.32

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥97% (HPLC)
• 形状: powder
• 溶解性: H₂O: 100 mg/mL, clear to slightly hazy, colorless to light yellow
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: OC(=O)CC(=O)C(O)=O
• InChI: 1S/C4H4O5/c5-2(4(8)9)1-3(6)7/h1H2,(H,6,7)(H,8,9)
• InChI Key: KHPXUQMNIQBQEV-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

オキサロ酢酸はジカルボン酸です。クエン酸サイクル中の中間体です。水に極めて溶解しやすく、広く存在します。ミトコンドリア中でピルビン酸カルボキシラーゼがピルビン酸に作用して産生されます。オキサロ酢酸の分解生成物にはリンゴ酸、ピルビン酸、アスパラギン酸などがあります。

アプリケーション

オキサロ酢酸は、細胞質雑種と神経芽腫細胞のクエン酸シンターゼ活性を測定するための基質として使用されています。また、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ再活性化の測定にも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

トリ・カルボン酸サイクル中の中間体であるオキサロ酢酸は代謝の中核です。糖新生経路の一部です。ピルビン酸カルボキシラーゼが変異するとオキサロ酢酸の産生が低下します。コハク酸デヒドロゲナーゼを阻害し、ミトコンドリア代謝の鍵となる制御因子です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges