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Merck

K1876

Sigma-Aldrich

カナマイシン 二硫酸塩 Streptomyces kanamyceticus由来

aminoglycoside antibiotic

別名:

カナマイシン 硫酸塩, カナマイシンA

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About This Item

CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
51281654
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.76

由来生物

Streptomyces kanamyceticus

品質水準

形状

powder

有効性

~650 μg per mg

不純物

≤4% Kanamycin B

white to off-white

溶解性

H2O: 10 mg/mL

抗生物質活性スペクトル

Gram-negative bacteria
Gram-positive bacteria
mycobacteria
mycoplasma

作用機序

protein synthesis | interferes

SMILES記法

OS(O)(=O)=O.OS(O)(=O)=O.NC[C@H]1O[C@H](O[C@@H]2[C@@H](N)C[C@@H](N)[C@H](O[C@H]3O[C@H](CO)[C@@H](O)[C@H](N)[C@H]3O)[C@H]2O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O

InChI

1S/C18H36N4O11.2H2O4S/c19-2-6-10(25)12(27)13(28)18(30-6)33-16-5(21)1-4(20)15(14(16)29)32-17-11(26)8(22)9(24)7(3-23)31-17;2*1-5(2,3)4/h4-18,23-29H,1-3,19-22H2;2*(H2,1,2,3,4)/t4-,5+,6-,7-,8+,9-,10-,11-,12+,13-,14-,15+,16-,17-,18-;;/m1../s1

InChI Key

OGTKIXVMLDAMNU-KNQICTBBSA-N

関連するカテゴリー

詳細

化学構造:アミノグリコシド

アプリケーション

硫酸カナマイシンは、広域スペクトルのミノグリコシド系抗生物質であり、カナマイシンエスクリンアジド寒天(Mossel et al.)中のグループD Streptococci を分離するため、またはカナマイシン培地中のネオマイシンホスフォトランスフェラーゼを有する形質転植物細胞(カナマイシン耐性)を選択するため、培地の添加剤として使用されます。;上。カナマイシンは、外有毛細胞と内有毛細胞の電気生理学的記録に使用されます。シベリアニレの外植片からのシュート再生を阻害するために使用されます。細胞培養での使用には、100 mg/mLの濃度を推奨します。

生物化学的/生理学的作用

作用機序:生成物は70Sリボソーム・サブユニットに結合して作用し、転座を阻害するとともにミスコーディングを誘発します。

耐性発現機序:アミノグリコシド修飾酵素(アセチルトランスフェラーゼ、ホスフォトランスフェラーゼ、ヌクレオチジルトランスフェラーゼなど)は、この抗生物質を変化させることができ、リボソームとの相互作用が阻害されます。

抗菌スペクトル:硫酸カナマイシンは、グラム陰性菌、グラム陽性菌およびマイコプラズマに有効です。

注意

溶液は、37°Cで約5日間安定です。水性の保存溶液は、2~8°Cで保存し、長期間使用できます。

調製ノート

カナマイシン硫酸塩は、硫酸カナマイシンを希硫酸に溶かして乾燥することにより調製されます。硫酸塩含有量は約25%です。
硫酸カナマイシンは、10 mg/mLの水に可溶で、透明な溶液となります。アルコール、アセトン、クロロホルム、エーテル、酢酸エチルにはほとんど溶けません。1%の水溶液のpHは6.5〜8.5です。滅菌溶液は、0.2 μmフィルターによる滅菌ろ過により調製できます。

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Repr. 1B

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

K1876-1G:
K1876-BULK:
K1876-25G:
K1876-1G-PW:
K1876-25G-PW:
K1876-5G-PW:
K1876-VAR:
K1876-5G:


試験成績書(COA)

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HortScience. Aminoglycoside Antibiotics Inhibit Shoot Regeneration from Siberian Elm Leaf Explants
James A. Kapaun et al .
Hortscience: a Publication of the American Society For Horticultural Science Hortscience, 34, 727-729 (1999)
Victoria Hsiao et al.
Molecular systems biology, 12(5), 869-869 (2016-05-20)
Engineered bacterial sensors have potential applications in human health monitoring, environmental chemical detection, and materials biosynthesis. While such bacterial devices have long been engineered to differentiate between combinations of inputs, their potential to process signal timing and duration has been
D.A.A. Mossel et al.
Archiv Fur Lebensmittelhygiene, 29, 121-121 (1978)
Michael G Leitner et al.
Molecular pharmacology, 79(1), 51-60 (2010-10-12)
Aminoglycoside antibiotics (AGs) are severely ototoxic. AGs cause degeneration of outer hair cells (OHCs), leading to profound and irreversible hearing loss. The underlying mechanisms are not fully understood. OHC survival critically depends on a specific K+ conductance (I(K,n)) mediated by
R.T. Fraley et al.
Miami Winter Symp., 20, 211-211 (1983)

資料

Antibiotics targeting bacterial ribosomes disrupt protein synthesis, a key process in bacterial growth inhibition.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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