I0879

イノシン 5′-三リン酸 三ナトリウム塩

≥95%

• 別名: ITP
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₂Na₃N₄O₁₄P₃
• CAS番号: 35908-31-7
• 分子量: 574.11
• MDL番号: MFCD00084678
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24895910
• NACRES: NA.51

特性

• アッセイ: ≥95%
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na].OC1C(O)C(OC1COP(O)(=O)OP(O)(=O)OP(O)(O)=O)n2cnc3C(=O)N=CNc23
• InChI: 1S/C10H15N4O14P3.Na.H/c15-6-4(1-25-30(21,22)28-31(23,24)27-29(18,19)20)26-10(7(6)16)14-3-13-5-8(14)11-2-12-9(5)17;;/h2-4,6-7,10,15-16H,1H2,(H,21,22)(H,23,24)(H,11,12,17)(H2,18,19,20);;
• InChI Key: RIERCUPIZLBNFQ-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... HRAS(3265)

詳細

アプリケーション

イノシン5′-三リン酸塩三ナトリウム塩は、ヒトの末梢リンパ球の染色体収差率、分裂速度、 姉妹染色分体交換（SCE）頻度、第1（X1）、第2（X2）および第3（X3）減数分裂中期の割合に対するその影響を調べるために使用されています。[1]

イノシン5′-三リン酸（ITP）は、さまざまな酵素や化学プロセスによるATPおよびGTPの脱アミノ化の影響に関する研究に使用されます。ITPは、ヌクレオシド-5′-三リン酸およびATPアーゼの特異性と動態を研究する基質として使用できます。ITPは、さまざまなATPアーゼおよびGTPアーゼの活性化を研究するためにも使用されます。

生物化学的／生理学的作用

イノシン5′-三リン酸塩（ITP）は、効果系の開始をサポートすることができます。また、トランスデューシン（TD）によって触媒されるグアノシン5′-三リン酸塩（GTP）の加水分解を阻止できます。ITPは、透過性細胞の分泌をGTPよりも有効に誘発できます。[2]レオウイルス転写の開始段階と伸長段階には、GTPの代わりにITPを使用できます。[3]また、G-タンパク質の活性化においても、ITPをGTPの代わりに使用できます。[2]

調製ノート

細菌由来のATPから調製されています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable