D7876

ジアミンオキシダーゼ ブタ腎臓由来

≥0.05 unit/mg solid

• 別名: アミン:酸素オキシドレダクターゼ (脱アミノ化)(ピリドキサール含有)
• CAS番号: 9001-53-0
• Enzyme Commission number: 1.4.3.22 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-613-6
• MDL番号: MFCD00130946
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Porcine kidney
• フォーム: solid
• 比活性: ≥0.05 unit/mg solid
• 分子量: 170 kDa
• 溶解性: 100 mM sodium phosphate buffer, pH 7.2: soluble 10 mg/mL
• その他の活性: monoamine oxidase (benzylamine substrate) ≤1%
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

ブタ腎由来ジアミンオキシダーゼは、分子量87 kDaの同じサブユニット2個で構成されるホモ二量体です。各サブユニットには、リン酸ピリドキサール1分子と銅原子1個が含まれます。[1]この酵素の分子量は170 kDaです。[2]この酵素は、ヘキソース5%、グルコサミン3.3%、N-アセチルグルコサミン2.6%、N-アセチルノイラミン酸0.25%を含む糖タンパク質です。この酵素は、コンカナバリンAに対し高い親和性を示します。[3]カドベリンおよびヒスタミンを基質にするときの最適pHは、6.3～7.4です。[1]

アプリケーション

ブタ腎由来ジアミンオキシダーゼは、ヒスタミンバイオセンサーの構築に使用されます。[4]

ブタ腎臓由来ジアミンオキシダーゼは、オルニチンデカルボキシラーゼ活性の測定に使用される発光ベースの試験法の研究に使用されています。また、ブタ腎臓由来ジアミンオキシダーゼは、ジアミンオキシダーゼ中のN-結合型糖鎖の解析にも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

ジアミンオキシダーゼは、モノアミン、ジアミンおよびヒスタミンからアルデヒド、アンモニア、過酸化水素への酸化を触媒します。[5]この酵素は銅アミンオキシダーゼに分類され、窒素代謝において重要な酵素です。[6]ジアミンオキシダーゼは、ジエチルジチオカルバミン酸、フェニルヒドラジン、セミカルバジド、シアン化物、イソニコチン酸およびヒドラジドにより阻害されます。[7]

単位の定義

1単位は、pH 7.2、37℃において、毎時間1.0μモルのプトレシンを酸化します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)