D7137

ジヒドロキシアセトンリン酸 二リチウム塩

≥93% dry basis (enzymatic)

• 別名: 1,3-ジヒドロキシ-2-プロパノン1-リン酸 二リチウム塩, 1-ヒドロキシ-3-(ホスホノオキシ)-2-プロパノン 二リチウム塩, DHAP, グリセロンリン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₃H₅Li₂O₆P
• CAS番号: 102783-56-2
• 分子量: 181.92
• Beilstein: 1708891
• MDL番号: MFCD00077731
• UNSPSCコード: 12352201
• PubChem Substance ID: 24894082
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: bovine (casein)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥93% dry basis (enzymatic)
• フォーム: powder
• 不純物: ~0.2 mol % D-glyceraldehyde 3-phosphate
• 色: white
• 溶解性: soluble 50mg plus 1ml of H2O, clear, colorless to faintly yellow
• 微量陰イオン: phosphate (PO₄^3-): ~5 mol %
• 微量陽イオン: Li: 5.5-8.0% (dry basis)
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Li+].[Li+].OCC(=O)COP([O-])([O-])=O
• InChI: 1S/C3H7O6P.2Li/c4-1-3(5)2-9-10(6,7)8;;/h4H,1-2H2,(H2,6,7,8);;/q;2*+1/p-2
• InChI Key: QWIKESRFRWLYIA-UHFFFAOYSA-L

詳細

アプリケーション

ジヒドロキシアセトンリン酸（DHAP）は、フルクトース代謝、トリオース、および糖化の研究に使用されます。三炭糖プールの代謝ならびに生理的および物理的プロセスにおけるその役割に関連する研究に使用されます。[1]DHAPは、フルクトース二リン酸アルドラーゼ（ALDOA）およびトリオースリン酸イソメラーゼの同定、識別、および特性把握に役立つ担体として使用できます。[2]DHAPは、細胞の糖化ストレスの研究に使用できます。[3]

生物化学的／生理学的作用

ジヒドロキシアセトンリン酸（DHAP）は、解糖、グルコース新生、グリセロール代謝、ホスファチジン酸合成、脂質代謝、カルビン回路など、多くの経路に関連する代謝中間体です。

解糖、カルビン回路など、多くの経路に関連する代謝中間体です。

注意

ジメチルケタ-ルと異なり、基質として用いる前に加水分解を必要としません。

調製ノート

酵素的に調製されています。

その他情報

お客様の研究に適したメルクの広範な単糖類を包括的に理解していただくために、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)