D2625

ダンシルクロリド

BioReagent, suitable for amino acid labeling, powder and chunks, ≥99% (HPLC)

• 別名: 5-(ジメチルアミノ)ナフタレン-1-スルホニルクロリド, DNSCl
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₂ClNO₂S
• CAS番号: 605-65-2
• 分子量: 269.75
• Beilstein: 2217205
• EC Number: 210-092-6
• MDL番号: MFCD00003985
• UNSPSCコード: 12352101
• PubChem Substance ID: 24893700
• NACRES: NA.26

特性

• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥99% (HPLC)
• 形状: powder and chunks
• 色: yellow to yellow-orange
• mp: 72-74 °C (lit.)
• 溶解性: acetone: 20 mg/mL
• 適合性: suitable for amino acid labeling
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CN(C)c1cccc2c(cccc12)S(Cl)(=O)=O
• InChI: 1S/C12H12ClNO2S/c1-14(2)11-7-3-6-10-9(11)5-4-8-12(10)17(13,15)16/h3-8H,1-2H3
• InChI Key: XPDXVDYUQZHFPV-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

ダンシルクロリドは、下記の用途で使用されています：

• アミノ酸およびペプチドのN末端を蛍光誘導体化し、逆相高速液体クロマトグラフィー（HPLC）により検出するための試薬として
• 血漿試料の誘導体化
• 固定化したアルカリホスファターゼの定量

アミノ酸およびペプチドのN-末端の蛍光誘導体化、逆相HPLCによる検出のための蛍光試薬。

生物化学的／生理学的作用

ダンシルクロリドは、スルホニルクロリド化合物です。これは、ペプチドおよびタンパク質の末端のアミノ基を標識するために使用されます。ダンシルクロリドは、神経試料および体液中の遊離アミノ酸およびアミンの誘導体化に使用されます。これは、蛍光誘導体化したアルブミンの研究、タンパク質の立体構造変化の研究および活性部位の特性評価に使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H290,H314
• 注意書き: P234 - P260 - P280 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P310 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Skin Corr. 1B
• 保管分類コード: 8A - Combustible corrosive hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges