A7641

アルブミン ニワトリ卵白由来

lyophilized powder

• 別名: アルブミン from hen egg white, オボアルブミン
• CAS番号: 9006-59-1
• EC Number: 232-692-7
• MDL番号: MFCD00130424
• UNSPSCコード: 12352202
• eCl@ss: 42010201
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: chicken egg white
• タイプ: Grade VII
• アッセイ: ≥95% (agarose gel electrophoresis)
• 形状: lyophilized powder
• 分子量: 44287 Da by calculation
• 精製方法: chromatography
• テクニック: bioconjugation: suitable
• UniProtアクセッション番号: P01012
• 保管温度: 2-8°C
• 遺伝子情報: chicken ... OVAL(396058)

詳細

詳細

ニワトリ卵アルブミンは、卵白の主要なタンパク質成分です。ニワトリ卵アルブミンは、リン酸化糖タンパク質です。アミノ酸配列から、分子のペプチド部分は385残基からなり、分子量は42.7 kDaです。

卵白タンパク質のひとつである卵白アルブミンは、ニワトリの輸卵管で産生されます。3つの合成後修飾部位およびN末端アセチル基があります。この製品は、卵貯蔵時に形成される熱安定型卵アルブミンであるS-卵白アルブミンを含んでいません。

アプリケーション

ニワトリ卵白由来アルブミンは、次の用途に使用されています。

• in vitro酵素的アッセイの反応バッファーの成分として。
• 危険なタンパク質毒素を模倣するために。
• マーカー溶液の成分として。

本製品は、タンパク質の電気泳動用マーカー（約45 kDa）として有用です。∼喘息の動物モデルの製作に使用されています。
卵白アルブミンは、好酸球から放出されたサイトカインを検出するEliCellアッセイにおいて、細胞インキュベーション用の培地として使用されました。
また、子宮内に初乳を注入した後にブタ胎児における腸内高分子吸着を評価する研究にも使用されました。

タンパク質電気泳動用のマーカー(約45 kDa)として有用なリン酸化糖タンパク質です。喘息動物モデルの作製に用いられています。

生物化学的／生理学的作用

卵白アルブミンは、栄養補助剤として適しています。薬物キャリアとして機能します。腫瘍抑制において重大な役割を果たし得る腫瘍壊死放出因子を有します。

示差走査熱量測定は、ニワトリ卵アルブミンが84°Cで変性することを示しています。オバルブミンは、免疫源として使用する合成ペプチドに結合させるキャリアータンパク質として使用できます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P304 + P340 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1A
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)