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由来生物
mouse
品質水準
抗体製品の状態
purified immunoglobulin
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
6B8.2, monoclonal
化学種の反応性
mouse, rat
メーカー/製品名
Chemicon®
テクニック
immunohistochemistry: suitable
western blot: suitable
アイソタイプ
IgG1
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
wet ice
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
遺伝子情報
human ... CALB2(794)
詳細
カルレチニンは29 kDaのカルシウム結合タンパク質で、中枢神経系や末梢神経系、さらに多くの正常組織や病態組織にも発現しています。カルレチニンはまた、嚢胞性と固形のエナメル上皮腫の鑑別診断で、重要な診断の助けとなる考えられています。ラットとヒトのカルレチニンは98%の配列相同性を示し、他の多くの動物種とは91%の相同性を示します。カルレチニンは一般に、他の2つのカルシウム結合タンパク質、カルビンジンD-29とパルブアルブミンとともに、中枢神経系および他の末梢組織で発現しています。抗カルレチニン抗体は、上皮性悪性中皮腫、卵巣卵黄嚢腫瘍、子宮腺腫様腫瘍など、臨床病理学的な免疫組織染色による多くのがんの検出に使用されています。
特異性
その他の種は試験していません。
カルレチニンは神経細胞特異的なカルシウム結合タンパク質(31 kDa)で、主に中枢神経系と網膜に存在します。感覚神経節を含む脳と脊髄全体のニューロンのサブセットに存在します。これは、脳と末梢に存在する別のカルシウム結合タンパク質であるカルビンジンと約55%のアミノ酸相同性を共有しています。また、カルビンジンと同様にカルレチニンにも神経保護作用があることが示唆されています。
免疫原
リコンビナントラットカルレチニン(Heinze, L., 2007)
アプリケーション
免疫組織染色:
ラット脳組織:
IFA:希釈倍率1:1,000~1:5,000で使用
PAP:希釈倍率1:1,000~1:5,000で使用
前処理としてクエン酸バッファーおよび加熱処理したホルマリン固定パラフィン包埋ヒト組織での使用が成功しています。推奨開始希釈倍率は1:100~1:400です。ペプシンによるタンパク質分解は免疫染色の障害となります。
ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:1,000~1:3,000で使用
最適なワーキング希釈倍率は、ご自身で決定してください。
ラット脳組織:
IFA:希釈倍率1:1,000~1:5,000で使用
PAP:希釈倍率1:1,000~1:5,000で使用
前処理としてクエン酸バッファーおよび加熱処理したホルマリン固定パラフィン包埋ヒト組織での使用が成功しています。推奨開始希釈倍率は1:100~1:400です。ペプシンによるタンパク質分解は免疫染色の障害となります。
ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:1,000~1:3,000で使用
最適なワーキング希釈倍率は、ご自身で決定してください。
抗カルレチニン抗体クローン6B8.2は、カルレチニン量の検出において、IHおよびWBでの使用が文献発表され、検証されています。
研究カテゴリー
神経科学
神経科学
研究サブカテゴリー
シグナル伝達神経科学
シグナル伝達神経科学
品質
マウス脳ライセートのウェスタンブロッティングで常に評価されています。
ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:1000で使用、10 μgのマウス脳ライセート中のカルレチニンを検出できます。
ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:1000で使用、10 μgのマウス脳ライセート中のカルレチニンを検出できます。
ターゲットの説明
31 kDa
物理的形状
フォーマット:精製
精製プロテインA
精製マウスモノクローナルIgG1抗体、0.02 Mリン酸バッファー(pH 7.6)+0.25 M NaCl溶液、0.1%アジ化ナトリウム含有
保管および安定性
2~8°Cの未希釈アリコートで受領日から6カ月間安定です。
アナリシスノート
コントロール
ラット脳皮質、中皮腫組織、マウス脳ライセート
ラット脳皮質、中皮腫組織、マウス脳ライセート
その他情報
濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。
法的情報
CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
MAB1568:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Neuroanatomical identification of crossmodal auditory inputs to interneurons in somatosensory cortex.
Experimental Brain Research. Experimentelle Hirnforschung. Experimentation Cerebrale null
Ca(2+) and Ca(2+)-activated K(+) channels that support and modulate transmitter release at the olivocochlear efferent-inner hair cell synapse.
The Journal of Neuroscience null
Nature communications, 7, 11508-11508 (2016-05-25)
Inner ear sensory epithelia contain mechanosensitive hair cells that transmit information to the brain through innervation with bipolar neurons. Mammalian hair cells do not regenerate and are limited in number. Here we investigate the potential to generate mechanosensitive hair cells
Evaluation of AAV-mediated expression of Chop2-GFP in the marmoset retina.
Investigative Ophthalmology & Visual Science null
Cerebral cortex (New York, N.Y. : 1991), 21(8), 1771-1782 (2010-12-09)
Cortical γ-aminobutyric acid (GABA)ergic interneurons in rodents originate mainly in ventrally positioned ganglionic eminences (GEs), but their origin in primates is still debated. We studied human fetal forebrains during the first half of gestation (5-23 gestational weeks, gw) for the
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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